私、ナオミの生後間もない頃からマキがシャワーを浴びている間の子守りという大役を仰せつかっていました。
しかし、対乳幼児究極兵器(=おっぱい)を装備しない丸腰でありながら、殺人的音響兵器(=ぐずり)を擁し、睡魔に翻弄されて荒れ狂う小悪魔(=ナオミ)に挑む様は、さながら竹槍で爆撃機を追うようなもの。
鼓膜をやられ、精神を追い込まれ、自信をくじかれて部屋の片隅でいじける毎晩でした
思い起こすと...というか、思い出すのもイヤな位、とことん痛めつけられてましたね。
なにより悔しいのが、私が必死になって抱いて揺すって寝付かせようとしていると、ひたすらボリューム最大で不快音波集中放射なのに、マキはベッドで寝そべっておっぱいを差し出すだけで瞬殺(もっとも、マキもしゃぶられ過ぎで結構ダメージを負っているようですが)。
一体私のあの徒労は何なんだ!??と、思わず辞表を叩き付けたくなる所なんですが、なんせ相手は
しかしこのままでは、私の頭が完全に逝ってしまう...
そこで、どうせ寝てくれないならいっその事、私の好きな曲をガンガンかけて、少しでも気を紛らわせながらやったろうと、
で、先月頭くらいですかね。
今までナオミの為にとかけていたジブリのサントラやクラシックを止め、自分で良く聴くハンス・ジマーや澤野弘之のサントラをかける事にしました。
さーこれで精神撹乱波対策はできた、どっからでもかかってこい!!
すると、あら不思議。
毎晩あれほど私を精神の淵まで追いやってくれたナオミお嬢様、まるで魔法にかかったかのように僅か数分でグロッキーとなり、その後見事にノックアウト。
これはもしや!!?と、期待して翌晩にもトライした所、再び効果覿面。
まるで今までの艱難辛苦が嘘のよう。
以来、毎晩このサントラでパッタリくたばってもらっています。
で、そのナオミの子守唄なんですが、おおよそ普通の『ねんね〜んころり〜よ〜』的な悠長な曲ではありません
クラシック調ではありますが、どちらかと言うとアップテンポな曲ばっか。
ただ、私の好きな曲で寝てくれるって事は、ひょっとすると音楽の好みも一緒?
やっぱり血は繋がっているのか!とか、妙な所で感動したりもして、私としてはちょっと嬉しかったりするんですが。
っと、そのナオミの子守唄、数曲を載っけておきます(1曲は以前Facebookに載せたものと同じです)。