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2010年5月31日月曜日

プチ旅行 2連発

ケンです。



ここ2週間ほど、週末はあっちへ行ったりこっちへ行ったりしておりました。

先週はマキの友達がネブラスカから来ていて、ウォルドポートのビーチハウスへ出かけ、今週は連休という事もあって、軽く泊まりがけでポートランドを散策しました。


まずは先週の写真から。



左の写真は先週の日曜日の昼過ぎに出かけたニューポートのヤキナ湾にある灯台の写真です。
最近夏が近いというのに雨続きでしたが、運良くこの日は天気のいい、なんちゃって夏日。マキとご一行様は灯台内を散策に行きましたが、どういう訳か私は恐ろしい眠気に襲われて、あえなくTKO。灯台の足下で昼寝をしていました。その昼寝のちょっと前に撮った写真が右下のもの。

さて、この日はこの後ニューポート名物?の牡蠣を買いにオイスター・ファームへ出かけ、その後ビーチハウスに戻って牡蠣のリゾットを作って食べました。

しかし、やっぱり内陸出身のアメリカ人の口に、あの独特の感触と味はなじめなかったのか、マキの友人の息子は、米自体は食べてくれたものの、牡蠣はマキの友人の所に残してました。
そのマキの友人も生ガキをちょっと試みたようですが、さすがに厳しかったようです。


慣れてしまうと、おいしいんですけどねぇ。


さて、次は今週の話です。

実はアメリカは今週メモリアル・デーと言って、殉職した兵士の方々を祈念する祝日が月曜日に来る3連休。

去年、一昨年とレッドウッド・ナショナルパークに出かけていましたが、今年はキャンプメートもおらず、しかもさすがに三年連続同じ場所ってのは面白くないので、ポートランド辺りで安く泊まれる場所があったら、そこに泊まって都会の空気を吸いながらのんびり過ごそうという話になりました。

で、いつも通り直前にバーゲンを良く出してくれるホットワイアを物色していたんですが、あまりいいオファーがありません。
空港近くのモーテルもどきは比較的安いのですが、それでも驚くほどではない...まぁ朝早く出て夜遅くに帰ってくれば、比較的のんびりできるからいいか、とか妥協し始めていた所、マキがトラベロシティで恐ろしく安いホテルを発見。


空港の近くながらセミ・スイートで、なんと一泊$35


しかもこれ、一人じゃなくて一部屋の値段です。


当然のように、にわかには信じられない二人。


場所も私個人、何度か出かけた事がある場所にも関わらず、全く記憶にないホテル名(キャンドルウッド・スイーツ)。

あれこれ議論をした結果、どんなヒドい所でも一泊なら我慢できるし、$35なら文句も言えまい。
後でネタとしても使えそうだから、とりあえず行ってみるか、という事になり、半分期待半分疑問のまま、出かけました。


で、その肝心のホテルなんですが、驚くべき事にかなり綺麗。


入り口から新築のアパートの匂いがします。


部屋もキッチネット(簡易版キッチン)に食器類と調理器具、電子レンジにフルサイズの冷蔵庫、それにディッシュウォッシャーもついています。


テレビも薄型のハイビジョン対応で、座り心地はあまり良くないものの、独りがけのソファーまであります。



一言で言って、これはあたりでした。



マキがその後フロントの人から聞いた話だと、去年の10月にオープンしたばかり(といっても半年経ってますけど)だそうで、おそらくこの恐ろしく安い値段は広告がてらのプロモーション特価だったのでは。

何はともあれ、かなり快適に過ごさせてもらいました。


ちなみに左の写真は最近ウワジマヤ近辺に出かけたときに立ち寄る、雰囲気のいい喫茶。
今回も2時間ちょっとほど読書の為に立ち寄らせてもらいました。

2010年5月18日火曜日

妊娠6ヶ月???

まきです。

性別判明から一週間が経ち、鼓動(???)も感じるし、お腹も思いっきり出てきて、赤ちゃんがお腹の中にいることを実感し始めました。

でも、いまだに、もう一人、人間が私のお腹の中に居るっていう発想が不思議で神秘的で、今までなら、女性は結婚してたら子供が居て当たり前で、居なかったらめずらしいね~っていう発想が、「こども生んだの???妊娠、出産体験したの??すごいね~」って風に変わってきました。これが、「子育てしてるの??すごいね~」にすぐ変わるんでしょうけど・・・

今、Kenと私はBradley Natural Birthというクラスを取ってます。毎週一回2~3時間x12回というなんとも真剣なクラス。取るきっかけになったのは、妊娠が発覚したとき、すでに妊娠中だった同僚に、「無痛分娩で痛みのない出産希望!! 」って言い張ってたところ、すでにクラスを取っていた彼女に「その麻酔のほうが、痛かったりするらしいよ」と言われたことでした。


クラスでは、日々の栄養バランスのこと、出産に必要な運動のこと、出産の流れ、いかに自然分娩が一番母体と胎児にいいかということ、などなど学んだ上、読む本、宿題などわんさかありKenと宿題を一緒にやってます。で、一番の副産物は、このクラス自体、旦那がいかに奥さんの妊娠、出産をサポートするかというのが目的だということ。Kenも「見守る」から「関わる」って感じに変わってきた気がするし。もちろん私も、医者任せから自分の望む出産のことを考えるようになったよ。

とういことで、親になる準備をいっぱいしてる私たち。クラス取ってなかったら、ここまでしてないやろうな~。こんなことする時間がある日々に本当に感謝。赤ちゃんとの絆よりKenとの絆のほうが強くなってるかな??結婚後の一番最初の二人の行事やしね。そして、赤ちゃんに対しては、不思議に何の期待もない(笑)。仕事柄、いろんな子を見てるからかもしれないけど、どんな子が生まれてくるかとか、ひょっとしたら生まれてこないかもしれないっていうことは仕方のないことだし、誰のせいでもないし。もちろん、できることはするけどね。五体満足、健康、障害とかに関する期待もないな~。ただ、幸せって感じてくれる子に育てたいな~とだけ漠然と考えてます。

ついでに、男でも別によかったよ~とKenにいうと、それは女の子って知ったからいえる事!だそうです。ははは、これだけは、フィフティーフィフティーやからね。

2010年5月12日水曜日

赤ちゃんの性別

またまた、ケンです。



今日、マキと午前中に病院に行って20週目の超音波検査を受けてきました。


20週目...そう、今日は性別が判明するんですよ、赤ちゃんの。


なんかね、今まで散々自分自身に『男の子』だって自己暗示を掛けてきてたんで、なんかもうそれが既成事実のように思えてたんですけど、最近マキが『女の子の気がする』と言い出したんで、ちょっと自信が揺らいでたんですよね。





...





妊娠すらしてないのに、自己暗示掛けてどうすんだって、それはそれで置いといて。


とにかく柄にもなく?診断中の映像を見る為に診察室が暗くなると、ちょっとドキドキしてきました。


さて、私の個人的な話はさておき、診察は大した準備もなく、結構簡単に始まりました。

まず技術者の人(当然、女性)がマキのおなかにジェリー状の液を塗り、先が平たくなったスティック上のセンサーを押し当てます。
最初は子供の生まれる通路を確認し、それを主治医に報告すべく画像を保存すると、いよいよ子供の方へ移動。

あれこれ上やら下やらにセンサーを動かして、頭の断面やら足のアップやらを見せてくれたんですけど、今回の私らの興味は子供の性別。

そりゃ、子供の姿を見れるのは嬉しいんですけど、さすがに頭の中とか見ても...ねぇ...


いい加減性別を教えてくれないかなぁ、と思った所、マキが『子供の性別が知りたいんだけど』と一言。


すると、その技術者の人は今までとはアングルを変えてくれて、かなりハッキリした赤ちゃんの姿がスクリーンに浮かび上がってきました


...が、なんかちょっと教科書で見たのと感じが違います。






普通、本に載ってる写真って、膝をたたんで胸の辺りで腕を組んでいません?





分かります?



この子、左足を思いっきり上に向かって伸ばしてるんです。

しかも左手を頭の後ろに回しています

まるで畳の上に寝転んで、頭の後ろで手を組んだまま『あ〜、暇だ〜』と、アクビしながら背伸びをしているよう...







...なかなかお行儀がよろしいようで...






更に続けて顔の写真も撮ってくれました。




画像の上半分、左側にあるのが顔で、手前に目があり、その横に小さな鼻があるんですが...




...ちょっと分かりづらいかな?




しかもこの赤ちゃん、かなり元気なようで活発に動いていて、私らが見ている事に気がついたのか、最後の方には足をちゃんと曲げて教科書のような格好に戻っていました:笑

いやぁ、それにしても画像とはいえ、実際動いている姿を目の前で見るとかなり実感が涌いてきますね。



あぁ、子供ができたんだってね。



...まぁ、まだ生まれてはいないんですが。




それにしても元気はいいんですけど、この子、ちょっとお行儀の方が...


なんて考えてたら、なんとなーくボーイッシュなイメージが頭の中で出来上がってきたりして、するとやっぱり、これは男の子か!なんて、パッと思いついた所、技術者の人が一言、ボソっと









『女の子ですよ』








...え?







あの、なんかちょっとイメージと違うんですけど...



こんな足蹴り上げたりとかしちゃってて、それでもやっぱり女の子なんですか?




うーん、なんかモノすっごいマイペースな子になりそうな予感が...



でも、そういう意味だと私よりマキに似ていそうで、ちょっとホッとしたりするんですけど:苦笑




頼むから頭の大きさだけは、私に似ないでね。

2010年5月11日火曜日

まさにstate-of-the-art:レクサスLFA

ケンです。


どうでもまたいいようなネタで、ちょっと恐縮ですけど、車ネタです。

最近車って言うと、リコールだの制裁金だの、暗いネタばっかですけど、今回は純粋に車そのもののネタです。


ぶっちゃけ私、個人的にそんな車好きじゃないんですけど、結構車って、その時代時代の先端技術を結構ふんだんに盛り込んでくれているんですよね。
元々私、自他ともに認めるハイテクオタクなんで、昔からこーいうテクノロジーと名のつくものには恐ろしく反応しちゃうんです。


中学校時代はF-1にハマってましたし。




さて、今回のお題はトヨタの高級車販売チャネル、レクサスから発売されている最高級スポーツカー、LFA。
全世界限定500台で、しかも一台約3500万円

値段や車自体の性能もすごいんですが、何より驚いたのはそのエンジン。

4800ccでありながら、9000回転まで吹け上がるってのもすごいんですが、本当にすごいのはその音

もんんん....んのっ凄い、いい音がします(下の動画は日産GTRとの04)。



低回転では部品一つ一つの音が分かるくらい綺麗にわかれていて、高回転に吹け上がると非常に乾いた音を響かせてくれます。
普通に聞いただけだと、メンテナンス度外視のレース仕様の高回転エンジンと、全く遜色ありません

最初聞いた時、思わず感動して涙が出てきましたよ、マジで。


で、なんでこんないい音がするのか。




実はエンジンはトヨタ製ではなく、ヤマハ発動機製なんだそうです。





ヤマハと聞いて、ピンと来た方、ご名答。



なんとエンジンの最後のチューニングはヤマハの楽器部門が担当したんだそうです。




そら、いい音になりますわな。




4800cc、560馬力の野獣と繊細なクラシック楽器の調和。




まさに現代の芸術品って訳ですね。




p.s.

...でもま、ぶっちゃけ買いたいとかは全く思えないなぁ。
環境にもお財布にも悪そ...