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2010年9月26日日曜日

ナオちゃんの名前

ケンです。



さて、先日書いていたナオちゃんの名前の由来について、書いておきます。



まずファーストネームですけど、単純に音から入りました。

マキが自分の名前をアメリカ人に覚えてもらうのに苦労したという事から(当然ながら、私自身はそんな記憶ありませんけど:苦笑)、日米両方で通じる名前、という事で妊娠6ヶ月くらいからもう決まっていました。

でも、音から入った関係で、漢字が確定していません。

後付け的にあれこれ組み合わせを考えてはみたんですけど、結局うちらの希望する文字(『喜(マキのキに当たる漢字)』と『幸』もしくは『嬉』)をどうしても入れる事ができませんでした。



まぁ、たまーにいる昨今の若いカップルのように、訳の分からん当て字的な名前にする事は可能でしたが、それでは読みづらいし覚えづらいから後々本人にとってもマイナスかなーと:笑



かといってナオミをミドルネームにしてアメリカ名、ファーストネームに日本語の名前と別々の名前を使うと、後々本人が混乱するかもしれないと考え、名前は『なおみ』で確定としました。



で、当初はこれで名付けは終了、ミドルネームはつける予定がありませんでした。


ところがマキが出産前にアメリカ人の友達と名前の話をした所、今度は『ミドルネームは何?』と突っ込まれたそうです。
そこで、つけるつもりがないというと『何で?』『つけないと逆に理由を聞かれるよ』とか、終いには『ナオミ・マリーなんてどう?』と言われる始末。
むしろ逆につけない事の方が、アメリカでは不自然と思われるような節でした。


で、本当に最後の最後、二人でbirth certificate(出生証明)の書類を病院で書き込んでいる時にこの話になり、あれこれ再び考え直してみた所、ファーストネームに本来入れたかった漢字を入れられなかった事から、ミドルネームで盛り込んでみようかという話になり、前出の『幸』と『喜』を組み合わせて『ゆき』となりました。



ただ、当然のようにミドルネームは日本では表記されません。



ですから、この名前の意味はあくまでうちら二人の願い(幸せと喜びを見つけられるようになってもらいたい)って事で、二人の心の中だけにしまっておこうと思います。




ちなみに『なおみ』を音で選んだつもりだったんですけど、よくよくアメリカ人の発音聞いてると、『なおみ』と言うより『ねいよみ』か『ねよみ』なんですよね:苦笑



それと、ウチの弟の奥さんの名前が『ユキコ(ユキ)』さんで、その妹さんが『ナオミ』さんだそうな。


偶然とはいえ、見事にかぶったもんです:笑

2010年9月25日土曜日

アメリカでの出産 その2

以前、体内時計の研究者、上田泰己さんを取り上げた番組でお産は真夜中から明け方に多いということを言っていたから、もしかしたら夜中に陣痛来るかもしれないしね。といいながら、もしそうなったら、寝れないから、今寝よう!ということで、9時に二人とも寝ることに。

寝ながら、うすうすと陣痛を感じてたものの、夜の一時を越えるころには、陣痛のたびに起き上がらないと痛くて耐えれないレベルになってました。そのことをナースに伝えると、ジャグジーに入ったら楽になるよ。といわれたから、ジャグジーの用意をしてもらい、次は、お風呂で待機することに。健も椅子を風呂場に持って来て、二人で陣痛が無いときは半分寝ながら、陣痛があるときは、二人で耐えながら待つこと約2時間…。そのとき、急にいきみたくなってきたので、慌ててナースを呼んで、ジャグジーから出て、ベッドへ向かいました。

ベッドに移ってからのことは、健が日記に載せてた通り。子宮口がやっぱり開ききってないからいきむのは先生が来るまで待って。と40分ほど待たされてた間が地獄のように辛かった。健も、そんときは、無痛の痛み止めをうってもらおうか考えたっていうくらい、苦しんでたらしい。先生が来て、いきんでいいよ。と言われた頃には、疲れきってて、健によっかかっていきんで、1時間6分のいきみの後、なおちゃんがでてきました。

結局、私も疑ってた自然分娩が本当に起こってしまいました。破水から26時間。入院から14時間ほどで、陣痛促進剤もなにも使わないでなおちゃんは誕生しました。クラスをとってなかったらきっと最初から促進剤使ってたやろうな~。破水から出産までずっと支えてくれたのは、ナースでも実家の母でもなく健。この大変さを一緒に体験できて本当に良かったと思う。日本じゃ病院ではやらせてくれないな(笑)。日本で健が働いてたら、なおさら旦那は来れないよね。裕福じゃあないけど、家族の誕生に一緒に居れるほど贅沢なことはないな。健が私を支えて、私がなおちゃんを産んで、3人になってすぐ健が載せた写真の状態(こちら)でしばらくぼ~っとシアワセを感じてました。あの感覚、言葉では表せないけど、一生忘れないな~。

30分くらい3人で過ごして、私は実家に電話をして、健はなおちゃんの体重を量ったり、注射したり、というのに付き合って、朝ごはんをオーダーして、昼まで3人で寝て、その後に部屋を移りとりあえず、出産の部分は幕を閉じました。って、すぐに育児の幕がオープンするんやけどね・・・しかも、それは、死ぬまで閉じないんでしょう(笑)

アメリカでの出産 その1

まきです。
なおちゃん、生まれましたよ〜。ケンはすでに色々アップしてくれてるけど、せっかくだから私の話も載せとこっと。私と健は出産に向けてBradley natural birthのクラスを受講して準備に備えました。アメリカでの出産のことについて出産用語も何も知らなかった私たちにとっては、とても勉強になり、そしていい出産の思い出になりました。アメリカで出産をする予定の人で(読んでる人の中にいるかな〜?)出産のことを知らない人にはとてもおすすめです。

前のブログにも書きましたが、私が受講しようと思ったのは、無痛分娩のほうが痛いし、腰痛とかの後遺症が残るかもよ。っていう、4ヶ月先に妊娠した友達の言葉でした。出産の痛みは「鼻からスイカ」としか知らなかった私にとって、痛みが少なくなる方法を教えてくれるということでそのクラスに飛びついた訳でした。詳しくはこちら

ちょうど私が「き〜っ」っていうスムーズにいかない日々の日記をアップし、勉強終了宣言をして、友達の「退職祝い」に健と夜出かけた後の一週間前の今日、朝の4時半くらいに「おしるし」らしきものがきました。

その後、すこしだけ、「陣痛かな??」って感じの痛みが2時間ほど続き、一応、病院に連絡をして様子をみることになりました。その時点で、健も学校に行くのをやめて、いつ病院に行ってもいいように洗濯したり、荷物まとめたり、出産のときのおやつを買いに行ったり、カレーをいっぱい作ってくれたり、畑の収穫をしたりしてくれました。


午後になっても何か水っぽいものがでることを病院のナースに言って「破水」の可能性を伝えたのに、「おしるしだって」と言い張るナース。「金曜だし、何で言い切れるのよ!」と言ってやっといやいや予約を入れてくれました。いやな対応されたのはこれだけでしたが、、、

一応荷物とカーシートをのせて 健とクリニックへ行くとやっぱり破水だったらしく、そのまま入院する事に。当直の先生に会い、先生に病院に着くと陣痛促進剤を飲むように言われた私たち。自然分娩がしたい事を伝えて

「やだ」


と、言うと、3cmしか子宮口が開いてない破水した状態で待つ事の危険性を伝えられ、病院に着くまでに考えといて。といわれ、クリニックをでることに。道中、健とやっぱり言われたね〜と話ながら病室に到着。病室では、楽しみだったおやつを広げて、DVDをセットして遠足気分の私たち。そこにナースがきて、やっぱり点滴をするから。と言われました。で、もちろん、

「やだ」


で切り返しました。「オーダーと違うわねえ〜」といいながらもオッケーしてくれました。
その後、友達のともみちゃんも来てくれて、いよいよかな〜とうきうきになってた私たちでした。


 
ともみちゃんが帰った7時くらいから、しばらくテレビをみたり音楽を聴いたりしながら様子をみることに。陣痛促進剤を断ったとき、「夜まで待って」って言ったので、ここでまた健と相談。どうしようかなと・・・。

破水をしているため、陣痛が来るのを待つ時間が長ければ長いほど、感染症にかかる可能性があがり、感染症にかかると帝王切開になるかもしれない。そうなれば、自然分娩など全部吹っ飛んでしまう。だから、とっとと陣痛促進剤を飲んでせめてものでも普通分娩をしなさい。という意見も分からんでもない。でも、私の中では陣痛を薬で強引に起こさせた場合の痛みは、鬼のように痛いはず。自然分娩でも痛いのは痛いだろうけど、その痛みが自然に起こっているなら、耐えれるって思えるんじゃないかな~という勝手な自分の解釈があったから、なかなか判断がつかなかった。

そのとき、健がBradleyの本を開いて最初の出産は平均36時間かかるし、分娩の90%以上は自然に起こるってのを確認し、ナースさんに来てもらい、また子宮口は3cmしか開いてないていわれたけど、二人で「じゃ~、明日の朝まで待ってみるか~」ということにしました。

(続く)

2010年9月24日金曜日

ナオちゃん体操

すっかり親ばかとなりつつある、ケンです。




さて、やっと生後6日目を迎えたナオちゃん。


最近ここ2日ぐらい、私らの夕飯時に、なにやら奇妙な動きをするようになりました。
手足をのばしたり曲げたり、かなり不規則に体をくねらせる謎の動き。

名付けて『ナオちゃん体操』。


こう見ると結構元気そうなナオちゃんなんですが、ちょっとした悩みもあります。


まず、鼻が詰まりやすい事。
呼吸がたまに苦しそうで、口から不規則に短く息をしたり鼻を鳴らしながらぐずる事があります。



次にゲップが上手くできない事。
肩に顔をのせて背中をいくらさすってやってもゲップをできない事があり、それがおなかに溜まってぐずる事が多くあります。

しかもこのゲップが上手くできなかった後に出るおならが、これまた強烈
今日の病院帰りにも2発かましてくれたんですけど、思わずこっちがむせ込みそうになるくらいの爆弾小娘ぶりです。



そして最後に、黄疸が出ている事。
映像でナオちゃんの背中に青く光るものが見えると思いますが、これは光線療法の装置を背中につけている為です。

この黄疸のおかげで既に3回採血されていますが、そこは将来クィーンとなる者。
針でかかとに穴をあけられたときもおっぱいにしゃぶり付き、『キュ!』っと一瞬声は出しますが、あとは黙々お食事に専念。
血をしぼられている間も、意にも介さない大物ぶりを発揮しています。

小学生の時、日本脳炎の予防接種が怖くて先生方に逮捕されるまで、校舎の反対側まで泣いて逃げた私とは大違いです。


おならの臭いといい、採血の時の態度といい、ただモンじゃない事だけは請け合いです。
将来が楽しみですわ〜











...っと待てよ?



クィーンが二人ってことは、家庭内での階層構造上一番下に来るのは...





...





うーん、考えないでおこ...

2010年9月21日火曜日

ナオミ・ユキ・ホシノ

えーっと、ケンです。


ご存知の方がおられるかと思いますが、表題がうちらの長女の名前です。

ナオミ・ユキ、略してナオちゃんです。

誕生日は9月18日(土)午前6時59分。
コバラス村一番の医療施設、グッド・サマリタン・リージョナル・メディカル・センターの4階にて生まれました。

名前の由来は結構長めの話になるんで説明は別の機会にして、とりあえず写真と簡単な話だけでも挙げておきます。

ちなみに後ろの方に掲載してあるナオちゃんの顔についてなんですが、生まれてわずか数日でかなり変わったんで、ひょっとしたら来週には別人のようになっているかも?笑

それはそれで、またアップロードする楽しみがある訳ですけど。



なにはともあれ、まずは出産直後の写真。


さて、何で私がマキの後ろに陣取っているのか、不思議に思われる方もおられるかもしれません。

これにはちょっと理由があり、本当は分娩台の上でマキが自分で両膝の裏をもって両足を持ち上げる形での出産予定でいたんですが、あまりの痛みに過呼吸を起こしてマキの両手がしびれてしまい、自分の足を定位置まで持ち上げられませんでした。

そこで私が後ろに入り込んで代わりに両足を持ち上げる、この体制での出産となった訳です。


で、マキの上にいるのが、ナオちゃんなんですけど...



分かりますかね。



爆睡中です。



出産後、挨拶代わりにちょっと声を出した後は、わずか数秒で爆睡

この後、またお医者さんの検査に引き回されても、検査が終わる度にまた爆睡

今に至るまで、ほとんどずーっと、爆睡

初日に泣いたのは、安眠を妨害されたときだけ。


とにかく、寝る、寝る寝る



正直、寝る事にかけては天才かもしれません。


まぁ、静かなのはいいんですけど、なんかノビ太君みたいで、ちょっと不安。



そのナオちゃん、最近は食欲がおう盛になってきていて、マキの胸に吸い付くと、今度はずっと吸いっぱなし。

普通は片方15分程度だそうですが、ナオちゃんは20分以上はざら。
片一方だけで45分という記録を持つ強者でもあります。



という訳で、彼女の現在のライフ・スタイルは爆睡→暴食→爆睡→...の繰り返し


食べてないときは、ただひたすらに寝まくる。

寝てないときはひたすら飲みまくり。

これ、間違いなく私がやったらマキからお叱り受ける典型的な生活なんですけど、赤ちゃんだったらやっぱり許されるんでしょうか。





うらやましい限り...




そんな彼女の特徴は、とにかく指が長い事。


分かりづらいかもしれませんけど、とにかく細くて長い指をしています。

出産直後に看護婦さんから『将来はピアニストかバレーボール・プレーヤーね』とお墨付きをもらったくらいです。


爪も細くて長いんですが、問題は一体どっちに似たのか。

正直な所、マキも私も、こんな長い指はもっておりません。

ひょっとして、突然変異?っつーか、進化?



そんで、こっちが足の指の写真です。
なぜか、一体誰に似たのか、手の指同様に長ーい指をしています。



ところでナオちゃん、まだあまり笑ってくれません。
ポケーっとしているか、泣いているか、爆睡しているか。

いい顔の写真を撮ろうとしたら、結構大変です。
何回も何回も試みて、やっと最近撮れたちょっとだけ笑うナオちゃんが次の写真です。


最後に、病室を尋ねてくれた友人たちが置いていってくれた0歳の誕生日プレゼントに囲まれてご満悦のマキちゃんとナオちゃんのツーショットで閉めることにします。



案の定、ナオちゃんは爆睡しておりますけど。

2010年9月16日木曜日

こんな感じの出産前

まきです。ご無沙汰でしたね~。
この一ヶ月、本当に色々ありました。いつか落ち着いたらまた日記にしますが、、、
MFTのテストの話ですが、これもまたトラブリが・・・。いつまで経っても、試験会場の案内がこない。
本当に、こういうのを管理してるところは、お金取ること以外、脳がないのかい??と思うくらいいけてない。まず、4時間の試験なので、さすがに、出産予定日10日前ほどの可能性が高いので、スナックと水を持ち込んでいいかを聞いたのが、プロセスを恐ろしく遅らせたあげく、「じゃあ、$200」という返事が・・・。たったそれだけの要望で・・・。そんなお金のない私は即効却下。なしでやるから早くプロセスして。と先週末から毎日電話で抗議。今日やっと、試験会場の案内が来た。

で、一番早い予約日がなんと、来週火曜日!!今週一番に受けることを目標にして、妥協して土曜日だったのに、本気で出産予定日の一週間前に・・・。き~~っっ
これだけでなく、最近のすべての作業に、訴える必要性があり、それがすべて結局駄目になったり、相変わらず返事がこなかったりしてる気がする。

なんせ、トラックすることが多すぎで、最近は本当にき~っ!!てきとります。出産前じゃなくても、これはきーっときますな。更に試験勉強はもう頭が飽和状態・・・。これ以上、情報が覚えられません。どうせだから、もう気分転換でいきますか・・・。テスト勉強終了!!

そういや、中高時代の友達で、このように「もう勉強やった」といい、教科書を試験中にもロッカーに置いて帰り見事に30点とか取ってたつわものがいたな・・・ね~、たまおちゃん

2010年9月5日日曜日

爆睡する犬...

ケンです。

近況報告はまた今度にしておいて、ちょっと面白かった動画を載っけておきます。

最初、本気でぬいぐるみかと思いました...