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2010年12月24日金曜日

2ヶ月も経ったよ

あれ、最後のアップから二ヶ月も経ってもうここはクリスマスイブ・・・

この二ヶ月間、いろんな人が家に来てくれてあっという間に過ぎてしまいました。平日は人に会い、休日は健と過ごすというようになってきました。日本からの友達も二組。なおちゃん出産後6週間を越えた頃から余裕が生まれ、なおちゃんを見にいっぱいの友達がお祝いを持ってきてくれました。主婦は忙しいね~。

なおちゃんは無事に3ヶ月歳になりました。最近は夜は一人で先に寝るので少し自分の時間が増えた。と思いきや、早く寝た分早く起きます。朝3時!!きっつ~。そんときに瞬時にオムツを換え、おっぱいをあげあやす私たち。健はこれをF1のタイヤ交換とガゾリン補給に例える・・・

おむつなしの本も読みました。なんとなくなおちゃんがいつおしっこしてるのかが分かるようになってきました。おまるで一回おしっこをしたものの、その後からは泣いて嫌がるのでやっぱりおむつでおしっこしてます。「あ、今でた」ってのを確認してオムツを換える日々。ここまで分かってて、おむつの中でやっちゃうのが残念。でも本人がそれでいいならいいか。母方のおばあちゃんによると、おばあちゃんは一歳でおむつを取ったそうな。

なおちゃんは、私にやさしく健には暴力を振るう。6週目くらいからよく笑うようになったなおちゃん。よく笑うよね~と健に言っても通じない。健が抱っこをすると、キック・アッパー・ぎゃん泣き。要望も細かく、評価も厳しい。お風呂からあがると、「反省」の格好でキャリアーの中のなおちゃんをあやしてる健を発見。動くと怒るそうで・・・。一度なおちゃんを抱っこした健の横に座ったとき。健を見てものすごく眉をひそめ嫌そうにした後、すぐ横の私の顔を見て「にかっ」と笑った・・・。これも6週くらいのとき。もう使い分けてるのか・・・

極めつけは、なおちゃんはおならとウンチを健のひざの上でする。健が居ないときもでるけど、健のひざの上ではほとんど必ずやる。便秘気味の時は、健のひざの上にのってしばらくすると、ほぼ百発百中の確立で便秘が解消される。実はなおちゃんが健に暴力的になってきた時に送られてきた「今週のあかちゃん」メールにはあかちゃんはお父さんに暴力的になることがある。としっかり書いてあった。でも、トイレとして利用するとは書いてなかったな~

ところでここはクリスマスムード。今年も去年に引き続き、家ではツリーを用意せず、明日からポートランドに2泊3日で出かけてきます。ホテルにあるツリーでクリスマスを満喫します。それでは、皆さんよいクリスマスを。

2010年12月5日日曜日

子育て&近況

ケンです。




最近、ナオミは良くおっぱいを飲みます。

これだけ聞くと、『健康的でいいじゃないか』とか思われる方、大半だと思います。

たしかによく食べるというのはいい事です。



ただ、それがあまり都合の良くない時間となると、話はちょっと違ってきます。



本人を除いて。



しかも夜中となると、こちらにとってはもはやバイオ・ハザード以外の何ものでもありません。



うちのナオミは、まさにこの典型です。


昼間は大して飲みもせず、ちょっとつまみ食いしてはやめ、つまみ食いしてはやめ、程度なんですけど、夜の10時を回って3人で寝始めると、なぜかこやつのフードファイター魂に火がつきます。


就寝後、1時間おきに20分から30分程度、マキのおっぱいに吸い付いたまま、飲みっぱなし。
しかもお行儀良ーく食事してくれれば問題ないんですけど、『チュパ!チュパ!チュパ!』『プフー...』と、なかなかにぎやかな食事をしていただけるので、こちらも目が冴えて仕方ありません。


これだけでは収まりません。


食事が一通り済むと、今度は飲み込んだ空気を出すべくエクササイズ開始。
全身全霊の力を込め、『フンーっ!フンーっ!!』と、真夜中の寝室にうなり声がこだまします。
ついでに『ぶー!!』と言う生理現象のおまけも、もれなくついてきます。


当然、こちらも寝られません。
特におまけがある場合。


最後に待っているのは、当然飲むもの飲んだら、出るものは出るという自然界の法則。


恐ろしい量の放尿をします。


12時間は保(も)つと詠(うた)う、パンパース最強の紙オムツ。

しかしナオミの放尿力の前には、彼らの技術力も形無しです。

装着後、わずか9時間程度で決壊


更にマキが通販で買った、アメリカ版スーパー放尿児向けの布オムツ、巨大版。


こちらもものの5時間で見事、撃破

ニューオーリンズを飲み込んだカトリーナの降雨量を彷彿とさせるこやつのおしっこパワーは、既に世界レベルです。
強敵揃(そろ)うアメリカでももはや、敵なし:涙


当然、夜中から朝方にかけて、こちらもベッドからこのポケット・モンスターを抱えておしめを取っ替えに奔走します。



寝られないどころか、目が覚めます。



普通生後3ヶ月を迎える頃には、ある程度夜も通して寝てくれて、夜泣きも収まって来るって話を良く聞くんですが、どういう訳か2ヶ月目を境にして、うちの夜泣キングはこのトレンドを見事に逆行しているような立ち振る舞いをしてくれています。



確かに個性は大切ですけどね。



こんな所で全面に押し出さんでもいいと思うんですが...




...っとまぁ、早く平和な夜がうちにも訪れる事を願う、クリスマス前の一日本人家庭 in オレゴンでした:泣




p.s.
こっちの苦労を知ってか知らずか、ぼけーっとたたずむうちの暴走大和撫子(やまとなでしこ)です。

静かでいてさえくれれば、かわいいだけでいいんですけどねぇ...

2010年11月12日金曜日

親ばかアクション その2

ケンです。



うちの騒音アイドル・ナオミのまた近況写真、アップします。



マキがまた後日、面白い写真を別途で上げてくれると思いますけど、私は私で個人的に好きな写真を何枚か載せてみようかなー、と。



完全に親ばかモードなんで、これからOBとか前につけて投稿しましょうかね:苦笑





ちょっと奇抜な服装でかなーり謎のポーズをとるナオちゃん。

はいているのはマキの友達が送ってくれた靴なんですけど、ちょっと今のナオちゃんには大きすぎたかな?

...姉弟?
でも、お姉ちゃん、ちょっと愛想悪いよ...


ヘーイ、ワッツァップ!
ラッパー、ナオミっす。
...まぁ、爆睡中っすけど。


寒いオレゴンで、ちょっと気分だけ夏祭りしてみてます。

団扇は金比羅山だけどね。



なんて、馬鹿な写真と解説?載せまくって、今回はドロンさせていただきます。



お粗末でしたー!

2010年11月11日木曜日

GN: 先取りされちゃった...

ケンです。



久しぶりのギークネタです。



昨年から韓国のSamsungとLGによって透明なディスプレーが発表されるようになりました。
今年はもっと進化したものを発表したようで、ショーウィンドウに使ってウィンドウの中の商品を見せつつ画像をガラスに映し込むと言ったことや、タッチパネルと合わせて巨大画面上で動画を操作したり、ソフトウェアキーボードでタイプしてみせたりと、色々やったようです。


しかしこの技術、元をたどれば日本人なんですよね、基礎技術を確立したのは。
東工大のKawazoe教授(漢字が分からない...)と細野教授が確立した法則を基に、本人らが発表した化合物酸化物半導体(インジウム・ガリウム・亜鉛酸化物半導体)を韓国企業が先に商品に結びつけようとしているんですよ。



残念ですね。



前のフラッシュ・メモリーの件といい、日本企業には先見の明がないのかな。




ディスプレー業界は横一線で、みんな3-Dばっかだもんね。



怖いのかなぁ、同じ路線から脱線するのは。


p.s.
このリンク先の記事、技術的な事はホント『アホ』みたいな事書いてるんで、シカトしてください。

2010年10月29日金曜日

最後にたどり着くのは、やはり、、、

裸族!!

なんのことかといいますと、これです。

ちょっと派手な、なおちゃんのパンツ(布おむつ)です。
そう、我が家では、なおちゃんは布オムツなんです。
いや、布オムツって言っても、「えら~い!!」って言われるような昔ながらの布オムツではなく、最新型の濡れても感じないという最新式の布おむつ(じゃ、意味ないって??)

人口5万人で赤ちゃん服を買うのにも苦労するCorvallis村なのに、なぜか最近できた布オムツの専門店ウィーバンズ。 http://www.weebunz.com/index.php
ベビーシャワーでお古の布オムツをもらい、それが何なのかを教えてもらうために出産前に見に行ったところ、店のなかは布オムツのショーウィンドー。ああやって並べられて、良さを押されるとついつい買ってしまったってわけです。

今では、ちょっとしたオムツ通かも(うそです)。
写真に写ってるハデハデパンツはポケットダイパーと呼ばれており、オムツの形は使い捨てオムツと一緒で中は通気性のいい素材でできてます。その「中」の内側に吸収性のいいライナーを入れておしっこやうんちを吸収するという仕組みになってるわけです。さらに、私の買ったbumGeniushttp://www.bumgenius.com/index.phpは成長と共にサイズ変更が可能なので、紙おむつのように買い換える必要なし!

一応、昔ながらのおむつも買ってみました。ここではthree foldといい、とっても吸収性がよく、濡れたらすぐ分かるコットンの一枚の布を3つに折って股にはさみ、おむつの形を作ってクリップをして、最後にもれないようにカバーをする。というやつ。bumGeniusはさすがに最初はなおちゃんにでかかったので生後2週間で試してみたところ、なおちゃんが背中に汗をかく。すぐにかく。服やソファーをぬらすほどかく。なんでやろ~とお店に電話したら、もっと通気性のいいカバーもあるわよ。と薦められ、またお店に行きます。と言った後知った事実。それは、汗ではなく


おしっこでした。

紙おむつでも3時間もすれば漏れてくるほどの大量のおしっこ。うんちの頻度も高い。おとついは夜のおむつの集計で(布だからこそできる)6枚うんち、1枚おしっこでした。まあ、最近ではこの日は例外的に多かったですけどね。


で、昔からのオムツだと恐らく15分に一度は替えないといけないだろう。ということで、現在ではそのおむつはオムツ換えの時におしっこ・うんこを飛ばされないよう矛として使われております。

最近はbunGeniusを更に購入し昼間はポケットダイパーで、夜は紙おむつにしてます。別に紙おむつにする必要はないんだけど、いっぱいあるからバラエティーがあっていいかな?と。それと、外出時も今のところ紙おむつ。を繰り返して数週間・・・。

ほぼ3年ずっとつけてるもんやし、紙より布、と最初は思ってたけど、2時間おきくらいには換えないといけないこの面倒くささ。しかも、返り血を浴びることが多く、着替えまでついてくる。その上、本人はおお泣き・・・。これを2年続けるのか~とげんなりしてたところ、昔、友達の奥さんが1歳弱くらいの子供が「トイレに行きたいとき教えてくれる」というびっくりなことを言ってたのを思い出した。その友達に問い合わせてて知ったElimination Communicationというオムツなし教育。

日本では「やりちょうず」と言われており、なんでも、生後数ヶ月からおまるで排泄させるらしい・・・。まだあまりリサーチはしてないけど、ネットで見てる限り、こどもはほぼすっぽんぽんで過ごすらしい。各部屋におまるを置いて、おしっこがしたそうにしてるときにはそれをさっとおしりに置く。確かに、子供の「でる!」っていう合図から出るまでって2秒くらいしかないやろうから、でる!!って合図されてからキャッチするにはすっぽんぽんじゃないと間に合いませんな。

まあ、結果的にはそっちも大変だそうで・・・。さすがにこれからは冬なんで、すっぽんぽんは無理やけど、少しだけならやってみようかな??ということで、おまる購入!! 結局使わなくてもいずれいるからいいか。

で、話はそれますが・・・
記録的な冷夏だったCorvallis村。私の今年のトマトはおそらく半分以上、青いままで収穫する結果となりました。こちらの食べ方も日々研究中。おとついはフライに、昨日は味噌いため。結構いけてます。でも、これ以上のレシピ見当たらないです。試してみたい人、取りに来てください!

2010年10月20日水曜日

瞬く間に一ヶ月

2日前でなおちゃんが一ヶ月になりました。
瞬く間に過ぎたこの一ヶ月。まだまだ親になった実感がありません。ひたすら、あやして、ご飯あげて、オムツ替えて、気が付いたら一ヶ月。一週目は、あかちゃんの取扱説明書を読みまくって終了。2週目は生活のリズムを作ることで終了。3週目は私の試験、4週目はカメラマンになおちゃんを撮ってもらって終了。

な~んにも考えなくていい赤ちゃんに戻りたい!って思ったことあったけど、赤ちゃんは赤ちゃんで大変なことが判明。ゲップとおならが出なかったとき、お風呂に入るとき、「殺される!!」といわんばかりの泣き方をする。昔飼ってたねこのミミちゃんも生まれてしばらくしてからお風呂に入れると同じように泣いたから、その後死ぬまで20年以上、お風呂に入ることは無かった・・・

でもさすがになおちゃんを20年以上お風呂にいれないと、友達ができなくなる。だから、ごめんね~と言いながら入れ続けると、大分慣れてきたようで、最近はお風呂から出るまでは泣かなくなった。多分、寒かったんやと思う。じゃあ、電気あんかでも買おうかな。ゲップとおならにも慣れたようです。


それと、最近やっとあかちゃんの本を読むことができるようになりました。子供にとって大切なことはattachmentだと信じてる私。日本語で言うと愛着でしょうか??私の好きな本'The Baby Book' by Searsからの抜粋で、親が目指すべき3つの目標は
1. to know your child (自分の子供を知ること)
2. to help your child feel right (子供が正しい感情を持てるよう手助けをすること)
3. to enjoy parenting (親になることを楽しむこと)

シンプルでいいね~。シンプルだけど、大変だな。

さて、最近私と健はなおちゃん語が大分わかるようになりました。
なおちゃんが
エヘヘ、エヘヘ、ウリャッウリャッウリャッ
って泣くときは、お腹がすいた。暇だから遊んで・一人にしないで。寝たいけど寝付けない。のどれか。おしめを代えるときも、こうやって泣きます。ウリャッウリャッて泣き方にかなり笑える。

お腹が空いてる時は、 それに加えて口を大きく開けて、頭を左右に振り、
ハアハアハアッ!!と胸元をさぐる。このしぐさは健に対してもやる。健に「一度乳首なめさせてあげたら落ち着くかもよ?」と言ってるのに、硬く断られてる。なんで??もしかしたら、育児に改革を起こすかもしれないのに。パパにも出来る授乳!!って(笑)

気に入らないことがあった時は
ムキュー!!と一言。
抱っこの仕方が気に入らないとき、お食事中の邪魔がはいるときなどこの泣き方をします。時々、夢の中でも言ってます。どんな夢を見てるのやら??是非、おっぱい飲んでる夢を見て、一回飲んだことにしてもらいたい・・・



で、5週目の今週はポートランドの大使館に出生届けを出しに行きます。
最近、スーパーとかで見かける5歳くらいの子供を見て、たったあんだけになるのに後5年もかかるの??あそこまでたどり着くのにあと何千回のおむつを替えて、ご 飯あげで、お風呂に入れないといけないのだろう??と思うと、子供に不幸があった時の親の悲しい気持ちが恐ろしいほど分かってしまうようになりました。か~、歳だねぇ

2010年10月16日土曜日

親ばかアクション その1

ケンです。

最近のナオちゃんの写真をちょっと上げたくて、ブログをアップします。

まず、顔を隠すナオちゃん。



このまま爆睡しておりました...



そして看護婦さんから習った巻き方でブランケットを巻いてみたナオちゃん。



マキ曰く、このままデパート辺りで商品棚に並んでそうな感じだそうで...笑




最後にマキの友達が送ってくれた子供用のスーツケースを運ぶ...



...



...じゃなくて、スーツケースで運ばれるナオちゃん。




しかもモノッスゴい仏頂面。



赤いよだれかけ掛けたら、なんとなーくお地蔵さんに似てるような気がしなくも...


っと、ま、親ばかぶりを見事に露呈するような、どうでもいい写真アップ4連発でした:笑

2010年10月5日火曜日

哺乳瓶デビュー

ここアメリカでは、母乳の赤ちゃんに対して哺乳瓶やおしゃぶりをあげるのは、数週間してから。とあちこちで言われます。理由は本物の乳首より、哺乳瓶の乳首やおしゃぶりのほうが良く出来ているらしく、'nipple confusion'という、ようは最終的に本物の乳首を選ばなくなるから。らしい。
ただ、この子、2~3時間おきにおっぱいが必要で、破水した日から一度の睡眠は寝れて2時間。そろそろ、がっつり寝たいと思ってた今日この頃。

昨日はなおちゃんの2週間検診でした。
めちゃくちゃ楽しみにしてたのは私。理由は、体重が生まれたときに戻ってたら哺乳瓶開始しても大丈夫。と黄疸の診断を受けたときに言われたから。体重は6パウンド9オウンスから7パウンド2オウンスにアップ!!

やった~

早速、家に帰っておっばい搾乳機でおっぱいを絞って夜は健にあげてもらう。と企て、病院で言われてた必要な60mlを目指す。これが、大変。だって、2時間おきにおっぱいを欲しがる=一時間しかアキが無い。その間にさすがに予備のおっぱいなんて溜まりにくい。結局50mlほど集め、9時過ぎまでたっぷりと授乳をし、床に就いたのでした・・・

で、いつもの泣き声「うりゃっうりゃっ」で起こされる。お~、ちゃんとベビーベットで今までちゃんと静かに寝てたのね。今日は一回スキップしてるから今は夜中の2時か3時かな??と思って起きて時計を見ると、

12時やんっ!!!
 いつもと一緒やん!!

なんでや~、なんでや~と思いつつ、結局いつも通り、何度も起こされ朝を迎え、健に聞いてみた。

すると、哺乳瓶では飲んだらしい。

だけど、私が寝た後30分もしないうちに、5分ほどで飲み干したらしい(汗)
お、おめ~りゃ、わたしゃの苦労の結晶を食事ではなく、スナックとして利用したな~

結局、なおちゃんは飲み干した後も2時間泣きっ放しだったらしい。健の夜はなおちゃんをあやすだけで終わった挙句、哺乳瓶を用意している間にワインを落として割ったらしい・・・。う~ん、睡眠不足はいややけど、そっちも嫌やな・・・。

なおちゃんを一発で泣き止ませる方法は今のところ、おっぱいにしゃぶりつくしかない。次に効くのは、健が音楽に合わせて一緒に踊ってあげること。でも眠りにまでは至らない。おしゃぶりをあげたら、吐く。バウンサーやスイングに乗ってもこんな感じ。


まるで「そんな子供だましにあたしゃだまされるモンですか」といわんばかりの行動。
完璧な本物志向である・・・

2010年10月1日金曜日

出産後の病院ステイ

出産の後の病院でのお話です。

日本では出産後、一週間病院にいれるようですが、ここではたったの2日。病院に入った日から2日なら、明日にはでないといけないの??と看護婦さんに聞くと、出産後2日よ。といわれ、安心した私と健。 LDRの部屋から違う部屋に移動するはずでしたが、移動先の部屋が空いてないからしばらく出産をした部屋にいることに。

朝7時になおちゃんが生まれて、しばらくぼ~っとして、Bradleyのお勧めのオレンジジュースを飲み、すごくお腹が空いてることに気づき、朝ごはんをオーダー。メニューはすべてアメリカ食でしたが、許容範囲内でした(これ、とっても大事)。食事は朝7時から夜7時までいつでもオーダーでき、全部ルームサービス。これは楽チンでした。

朝食後、しばらく寝て、健がなおちゃんを洗うことに。
私も参加したかったけど、立った瞬間に「くらっ」と来たので、ベッドから見学。ここでは、へその緒が取れるまでスポンジバスといい、体を拭くだけ。なおちゃんはどうやら体を拭かれるという行為がお気に召さないらしく、泣きっぱなしでした。

そんなことをしてる間にあっという間に昼ごはん。2時間前に食べたよね??と思いつつ、昨日晩御飯を抜いたお陰で二人ともまだまだ食べれる。私の血圧が低いらしく、いっぱい食べて飲むことを薦められました。食事の後、新しい部屋に移動。一人で立ち上がることを辞めたほうがいいと言われ、人生で初めて車椅子を使って移動しました。

新しい部屋に移ってすぐ、ともみちゃんがたくさんの薔薇を持ってなおちゃんに会いに来てくれました(あれ、写真がない)。その後は、部屋にあるケーブルテレビで久々に最近見れなかった番組たちを見て(経費削減のためトラベルチャンネルとかが見れない我が家・・・)ゆっくりと過ごし、なおちゃんもよく寝てくれて、シアワセ~だったのは朝の5時まで。なおちゃんの苦しそうな鼻息と泣き声で起こされました。

鼻が詰まってたみたいで、色んな看護婦さんに見てもらいましたが、生まれてすぐはよくある症状で顔が青くなってこない限り大丈夫と言われ、鼻を温めてみたり、色々試してると朝になってた・・・。げっっ、これが、子育てというものなのね(汗) 

翌日もたくさんの看護婦さんが何度も来て、授乳やあやし方のアドバイスをしてくれました。皆、違うアドバイスをしてくれたので、バラエティーが豊富でよかったです。

この日のうちに更に2組の友達がお祝いを持ってなおちゃんに会いにきてくれました。

なおちゃんが生まれたのは土曜日。その3日後に試験を受けて、帰りになおちゃんの足らないものを買って帰ってこようとしてた私たちにとって、微妙に足らな いものがありました。シーツとか、ブランケットとか。それを知ってたかのように全部持ってきてくれたPamelaとTim(っていうか、ベビーベッドを買ってくれたのもこの人たち)。最近出産した友達は、さまざまな便利グッズ を持ってきてくれました。感謝、感謝。

面会の合間にはジャグジーでリラックス。日本では入浴は避けるように言われるみたいだけど、ここはOK。逆に薦められる。私は自分に都合のいいほうを信じるタイプ。ツアーに来たときにここのジャグジーの綺麗さを知ってたので、しっかりこの日と、退院の翌日の2回、利用しときました。
私が、ジャグジーの快適さを実感しているあいだに、健はなおちゃんがロッキングチェアー好きのことを発見。
なおちゃんをあやすマスターになってきてる健。なおちゃんが泣くと、健のところにバトーンターッチ!!

で、あっという間に夜。ここは、なぜか夜中12時になおちゃんの検診をする。今日の晩は、黄疸の検査。見事にひっかかり、血液検査をすることに。足の裏からピアスをあける機械のようなもので、カチャっと足に穴を開けられ、そこから血を採る。カチャっという音と同時に「ウギャッ」と声をあげ、それからなき続けたなおちゃん。ごめんよ~。それだけは助けてあげられくて~。でも、終わるとすぐに泣き止んでました。

あっという間にまた朝。今日は12時に退院。はやっ。まだ心の準備が・・・。でもしっかりまたジャグジーに入り、健と私は早めにランチを食べ、最後の最後まで満喫しました。最後の仕事はなおちゃんをカーシートに乗せてチェックしてもらうこと。すっげーちいさいシートベルト付きでちっちゃいなおちゃんでもなんとかなった。ってところで、昨夜の注射以上のおお泣きが始まった・・・。これもまた、友達にお祝いで用意してもらった、絶対自分では買えなかった高級なカーシート。何がお気に召さないのか、ぎゃーぎゃー泣きながらの退院。車の中では少し落ち着きましたが・・・。でもこんな感じ。


たった3泊4日の病院生活だったのに、いざ、病院を出てると、めっちゃくちゃ長い間遠いところに居た気がしました。病院から家までのたった5分の間、なんか不思議な気分になり、家に着くとさらに不思議な気分。家の中は、試験のための勉強道具がいろんなところに散らばっており、「そういや、そんなこともしようとしてたな・・・」くらいに気持ちが変化しており、とっとと片付けて、なおちゃんグッズを倉庫から引っ張り出してきて、洗濯して、気づいたら夕飯。

夕飯も、またPamelaとTimが持ってきてくれました。しかも、ロッキングチェアーまで「家に使ってないのがあるから貸してあげるよ」と持ってきてくれました。また後日、友達のヘルプに関しては書きますが、本当に2,3ヶ月前からこのように、いろんな友人たちに助けられてここまでやってきました。日本での友達からのお祝いっていえば、必需品ではなく、プラスアルファーの高級品を送るイメージがあるのですが、アメリカでは、必需品を皆が揃えてくれます。晩御飯からベッドまで。今の私たちには、いろんな意味で必需品を用意してくれた友達にとても感謝です。

2010年9月26日日曜日

ナオちゃんの名前

ケンです。



さて、先日書いていたナオちゃんの名前の由来について、書いておきます。



まずファーストネームですけど、単純に音から入りました。

マキが自分の名前をアメリカ人に覚えてもらうのに苦労したという事から(当然ながら、私自身はそんな記憶ありませんけど:苦笑)、日米両方で通じる名前、という事で妊娠6ヶ月くらいからもう決まっていました。

でも、音から入った関係で、漢字が確定していません。

後付け的にあれこれ組み合わせを考えてはみたんですけど、結局うちらの希望する文字(『喜(マキのキに当たる漢字)』と『幸』もしくは『嬉』)をどうしても入れる事ができませんでした。



まぁ、たまーにいる昨今の若いカップルのように、訳の分からん当て字的な名前にする事は可能でしたが、それでは読みづらいし覚えづらいから後々本人にとってもマイナスかなーと:笑



かといってナオミをミドルネームにしてアメリカ名、ファーストネームに日本語の名前と別々の名前を使うと、後々本人が混乱するかもしれないと考え、名前は『なおみ』で確定としました。



で、当初はこれで名付けは終了、ミドルネームはつける予定がありませんでした。


ところがマキが出産前にアメリカ人の友達と名前の話をした所、今度は『ミドルネームは何?』と突っ込まれたそうです。
そこで、つけるつもりがないというと『何で?』『つけないと逆に理由を聞かれるよ』とか、終いには『ナオミ・マリーなんてどう?』と言われる始末。
むしろ逆につけない事の方が、アメリカでは不自然と思われるような節でした。


で、本当に最後の最後、二人でbirth certificate(出生証明)の書類を病院で書き込んでいる時にこの話になり、あれこれ再び考え直してみた所、ファーストネームに本来入れたかった漢字を入れられなかった事から、ミドルネームで盛り込んでみようかという話になり、前出の『幸』と『喜』を組み合わせて『ゆき』となりました。



ただ、当然のようにミドルネームは日本では表記されません。



ですから、この名前の意味はあくまでうちら二人の願い(幸せと喜びを見つけられるようになってもらいたい)って事で、二人の心の中だけにしまっておこうと思います。




ちなみに『なおみ』を音で選んだつもりだったんですけど、よくよくアメリカ人の発音聞いてると、『なおみ』と言うより『ねいよみ』か『ねよみ』なんですよね:苦笑



それと、ウチの弟の奥さんの名前が『ユキコ(ユキ)』さんで、その妹さんが『ナオミ』さんだそうな。


偶然とはいえ、見事にかぶったもんです:笑

2010年9月25日土曜日

アメリカでの出産 その2

以前、体内時計の研究者、上田泰己さんを取り上げた番組でお産は真夜中から明け方に多いということを言っていたから、もしかしたら夜中に陣痛来るかもしれないしね。といいながら、もしそうなったら、寝れないから、今寝よう!ということで、9時に二人とも寝ることに。

寝ながら、うすうすと陣痛を感じてたものの、夜の一時を越えるころには、陣痛のたびに起き上がらないと痛くて耐えれないレベルになってました。そのことをナースに伝えると、ジャグジーに入ったら楽になるよ。といわれたから、ジャグジーの用意をしてもらい、次は、お風呂で待機することに。健も椅子を風呂場に持って来て、二人で陣痛が無いときは半分寝ながら、陣痛があるときは、二人で耐えながら待つこと約2時間…。そのとき、急にいきみたくなってきたので、慌ててナースを呼んで、ジャグジーから出て、ベッドへ向かいました。

ベッドに移ってからのことは、健が日記に載せてた通り。子宮口がやっぱり開ききってないからいきむのは先生が来るまで待って。と40分ほど待たされてた間が地獄のように辛かった。健も、そんときは、無痛の痛み止めをうってもらおうか考えたっていうくらい、苦しんでたらしい。先生が来て、いきんでいいよ。と言われた頃には、疲れきってて、健によっかかっていきんで、1時間6分のいきみの後、なおちゃんがでてきました。

結局、私も疑ってた自然分娩が本当に起こってしまいました。破水から26時間。入院から14時間ほどで、陣痛促進剤もなにも使わないでなおちゃんは誕生しました。クラスをとってなかったらきっと最初から促進剤使ってたやろうな~。破水から出産までずっと支えてくれたのは、ナースでも実家の母でもなく健。この大変さを一緒に体験できて本当に良かったと思う。日本じゃ病院ではやらせてくれないな(笑)。日本で健が働いてたら、なおさら旦那は来れないよね。裕福じゃあないけど、家族の誕生に一緒に居れるほど贅沢なことはないな。健が私を支えて、私がなおちゃんを産んで、3人になってすぐ健が載せた写真の状態(こちら)でしばらくぼ~っとシアワセを感じてました。あの感覚、言葉では表せないけど、一生忘れないな~。

30分くらい3人で過ごして、私は実家に電話をして、健はなおちゃんの体重を量ったり、注射したり、というのに付き合って、朝ごはんをオーダーして、昼まで3人で寝て、その後に部屋を移りとりあえず、出産の部分は幕を閉じました。って、すぐに育児の幕がオープンするんやけどね・・・しかも、それは、死ぬまで閉じないんでしょう(笑)

アメリカでの出産 その1

まきです。
なおちゃん、生まれましたよ〜。ケンはすでに色々アップしてくれてるけど、せっかくだから私の話も載せとこっと。私と健は出産に向けてBradley natural birthのクラスを受講して準備に備えました。アメリカでの出産のことについて出産用語も何も知らなかった私たちにとっては、とても勉強になり、そしていい出産の思い出になりました。アメリカで出産をする予定の人で(読んでる人の中にいるかな〜?)出産のことを知らない人にはとてもおすすめです。

前のブログにも書きましたが、私が受講しようと思ったのは、無痛分娩のほうが痛いし、腰痛とかの後遺症が残るかもよ。っていう、4ヶ月先に妊娠した友達の言葉でした。出産の痛みは「鼻からスイカ」としか知らなかった私にとって、痛みが少なくなる方法を教えてくれるということでそのクラスに飛びついた訳でした。詳しくはこちら

ちょうど私が「き〜っ」っていうスムーズにいかない日々の日記をアップし、勉強終了宣言をして、友達の「退職祝い」に健と夜出かけた後の一週間前の今日、朝の4時半くらいに「おしるし」らしきものがきました。

その後、すこしだけ、「陣痛かな??」って感じの痛みが2時間ほど続き、一応、病院に連絡をして様子をみることになりました。その時点で、健も学校に行くのをやめて、いつ病院に行ってもいいように洗濯したり、荷物まとめたり、出産のときのおやつを買いに行ったり、カレーをいっぱい作ってくれたり、畑の収穫をしたりしてくれました。


午後になっても何か水っぽいものがでることを病院のナースに言って「破水」の可能性を伝えたのに、「おしるしだって」と言い張るナース。「金曜だし、何で言い切れるのよ!」と言ってやっといやいや予約を入れてくれました。いやな対応されたのはこれだけでしたが、、、

一応荷物とカーシートをのせて 健とクリニックへ行くとやっぱり破水だったらしく、そのまま入院する事に。当直の先生に会い、先生に病院に着くと陣痛促進剤を飲むように言われた私たち。自然分娩がしたい事を伝えて

「やだ」


と、言うと、3cmしか子宮口が開いてない破水した状態で待つ事の危険性を伝えられ、病院に着くまでに考えといて。といわれ、クリニックをでることに。道中、健とやっぱり言われたね〜と話ながら病室に到着。病室では、楽しみだったおやつを広げて、DVDをセットして遠足気分の私たち。そこにナースがきて、やっぱり点滴をするから。と言われました。で、もちろん、

「やだ」


で切り返しました。「オーダーと違うわねえ〜」といいながらもオッケーしてくれました。
その後、友達のともみちゃんも来てくれて、いよいよかな〜とうきうきになってた私たちでした。


 
ともみちゃんが帰った7時くらいから、しばらくテレビをみたり音楽を聴いたりしながら様子をみることに。陣痛促進剤を断ったとき、「夜まで待って」って言ったので、ここでまた健と相談。どうしようかなと・・・。

破水をしているため、陣痛が来るのを待つ時間が長ければ長いほど、感染症にかかる可能性があがり、感染症にかかると帝王切開になるかもしれない。そうなれば、自然分娩など全部吹っ飛んでしまう。だから、とっとと陣痛促進剤を飲んでせめてものでも普通分娩をしなさい。という意見も分からんでもない。でも、私の中では陣痛を薬で強引に起こさせた場合の痛みは、鬼のように痛いはず。自然分娩でも痛いのは痛いだろうけど、その痛みが自然に起こっているなら、耐えれるって思えるんじゃないかな~という勝手な自分の解釈があったから、なかなか判断がつかなかった。

そのとき、健がBradleyの本を開いて最初の出産は平均36時間かかるし、分娩の90%以上は自然に起こるってのを確認し、ナースさんに来てもらい、また子宮口は3cmしか開いてないていわれたけど、二人で「じゃ~、明日の朝まで待ってみるか~」ということにしました。

(続く)

2010年9月24日金曜日

ナオちゃん体操

すっかり親ばかとなりつつある、ケンです。




さて、やっと生後6日目を迎えたナオちゃん。


最近ここ2日ぐらい、私らの夕飯時に、なにやら奇妙な動きをするようになりました。
手足をのばしたり曲げたり、かなり不規則に体をくねらせる謎の動き。

名付けて『ナオちゃん体操』。


こう見ると結構元気そうなナオちゃんなんですが、ちょっとした悩みもあります。


まず、鼻が詰まりやすい事。
呼吸がたまに苦しそうで、口から不規則に短く息をしたり鼻を鳴らしながらぐずる事があります。



次にゲップが上手くできない事。
肩に顔をのせて背中をいくらさすってやってもゲップをできない事があり、それがおなかに溜まってぐずる事が多くあります。

しかもこのゲップが上手くできなかった後に出るおならが、これまた強烈
今日の病院帰りにも2発かましてくれたんですけど、思わずこっちがむせ込みそうになるくらいの爆弾小娘ぶりです。



そして最後に、黄疸が出ている事。
映像でナオちゃんの背中に青く光るものが見えると思いますが、これは光線療法の装置を背中につけている為です。

この黄疸のおかげで既に3回採血されていますが、そこは将来クィーンとなる者。
針でかかとに穴をあけられたときもおっぱいにしゃぶり付き、『キュ!』っと一瞬声は出しますが、あとは黙々お食事に専念。
血をしぼられている間も、意にも介さない大物ぶりを発揮しています。

小学生の時、日本脳炎の予防接種が怖くて先生方に逮捕されるまで、校舎の反対側まで泣いて逃げた私とは大違いです。


おならの臭いといい、採血の時の態度といい、ただモンじゃない事だけは請け合いです。
将来が楽しみですわ〜











...っと待てよ?



クィーンが二人ってことは、家庭内での階層構造上一番下に来るのは...





...





うーん、考えないでおこ...

2010年9月21日火曜日

ナオミ・ユキ・ホシノ

えーっと、ケンです。


ご存知の方がおられるかと思いますが、表題がうちらの長女の名前です。

ナオミ・ユキ、略してナオちゃんです。

誕生日は9月18日(土)午前6時59分。
コバラス村一番の医療施設、グッド・サマリタン・リージョナル・メディカル・センターの4階にて生まれました。

名前の由来は結構長めの話になるんで説明は別の機会にして、とりあえず写真と簡単な話だけでも挙げておきます。

ちなみに後ろの方に掲載してあるナオちゃんの顔についてなんですが、生まれてわずか数日でかなり変わったんで、ひょっとしたら来週には別人のようになっているかも?笑

それはそれで、またアップロードする楽しみがある訳ですけど。



なにはともあれ、まずは出産直後の写真。


さて、何で私がマキの後ろに陣取っているのか、不思議に思われる方もおられるかもしれません。

これにはちょっと理由があり、本当は分娩台の上でマキが自分で両膝の裏をもって両足を持ち上げる形での出産予定でいたんですが、あまりの痛みに過呼吸を起こしてマキの両手がしびれてしまい、自分の足を定位置まで持ち上げられませんでした。

そこで私が後ろに入り込んで代わりに両足を持ち上げる、この体制での出産となった訳です。


で、マキの上にいるのが、ナオちゃんなんですけど...



分かりますかね。



爆睡中です。



出産後、挨拶代わりにちょっと声を出した後は、わずか数秒で爆睡

この後、またお医者さんの検査に引き回されても、検査が終わる度にまた爆睡

今に至るまで、ほとんどずーっと、爆睡

初日に泣いたのは、安眠を妨害されたときだけ。


とにかく、寝る、寝る寝る



正直、寝る事にかけては天才かもしれません。


まぁ、静かなのはいいんですけど、なんかノビ太君みたいで、ちょっと不安。



そのナオちゃん、最近は食欲がおう盛になってきていて、マキの胸に吸い付くと、今度はずっと吸いっぱなし。

普通は片方15分程度だそうですが、ナオちゃんは20分以上はざら。
片一方だけで45分という記録を持つ強者でもあります。



という訳で、彼女の現在のライフ・スタイルは爆睡→暴食→爆睡→...の繰り返し


食べてないときは、ただひたすらに寝まくる。

寝てないときはひたすら飲みまくり。

これ、間違いなく私がやったらマキからお叱り受ける典型的な生活なんですけど、赤ちゃんだったらやっぱり許されるんでしょうか。





うらやましい限り...




そんな彼女の特徴は、とにかく指が長い事。


分かりづらいかもしれませんけど、とにかく細くて長い指をしています。

出産直後に看護婦さんから『将来はピアニストかバレーボール・プレーヤーね』とお墨付きをもらったくらいです。


爪も細くて長いんですが、問題は一体どっちに似たのか。

正直な所、マキも私も、こんな長い指はもっておりません。

ひょっとして、突然変異?っつーか、進化?



そんで、こっちが足の指の写真です。
なぜか、一体誰に似たのか、手の指同様に長ーい指をしています。



ところでナオちゃん、まだあまり笑ってくれません。
ポケーっとしているか、泣いているか、爆睡しているか。

いい顔の写真を撮ろうとしたら、結構大変です。
何回も何回も試みて、やっと最近撮れたちょっとだけ笑うナオちゃんが次の写真です。


最後に、病室を尋ねてくれた友人たちが置いていってくれた0歳の誕生日プレゼントに囲まれてご満悦のマキちゃんとナオちゃんのツーショットで閉めることにします。



案の定、ナオちゃんは爆睡しておりますけど。

2010年9月16日木曜日

こんな感じの出産前

まきです。ご無沙汰でしたね~。
この一ヶ月、本当に色々ありました。いつか落ち着いたらまた日記にしますが、、、
MFTのテストの話ですが、これもまたトラブリが・・・。いつまで経っても、試験会場の案内がこない。
本当に、こういうのを管理してるところは、お金取ること以外、脳がないのかい??と思うくらいいけてない。まず、4時間の試験なので、さすがに、出産予定日10日前ほどの可能性が高いので、スナックと水を持ち込んでいいかを聞いたのが、プロセスを恐ろしく遅らせたあげく、「じゃあ、$200」という返事が・・・。たったそれだけの要望で・・・。そんなお金のない私は即効却下。なしでやるから早くプロセスして。と先週末から毎日電話で抗議。今日やっと、試験会場の案内が来た。

で、一番早い予約日がなんと、来週火曜日!!今週一番に受けることを目標にして、妥協して土曜日だったのに、本気で出産予定日の一週間前に・・・。き~~っっ
これだけでなく、最近のすべての作業に、訴える必要性があり、それがすべて結局駄目になったり、相変わらず返事がこなかったりしてる気がする。

なんせ、トラックすることが多すぎで、最近は本当にき~っ!!てきとります。出産前じゃなくても、これはきーっときますな。更に試験勉強はもう頭が飽和状態・・・。これ以上、情報が覚えられません。どうせだから、もう気分転換でいきますか・・・。テスト勉強終了!!

そういや、中高時代の友達で、このように「もう勉強やった」といい、教科書を試験中にもロッカーに置いて帰り見事に30点とか取ってたつわものがいたな・・・ね~、たまおちゃん

2010年9月5日日曜日

爆睡する犬...

ケンです。

近況報告はまた今度にしておいて、ちょっと面白かった動画を載っけておきます。

最初、本気でぬいぐるみかと思いました...

2010年8月15日日曜日

Eugeneにて勉強会

まきです。とうとう、金曜日にクライアントコンタクト時間が2000時間に達しました~
長かった~。この4年。なぜ4年もかかったかと言うと、私の専攻であるカップル・家族カウンセリングというのは、スーパーバイザーになれる人をかなり限定していて、Agencyでのスーパービジョンの時間が数えられなかったことが多々あったため、足踏みをしてしまったから。

金曜日のうちに、カウンセリング協会に即効で報告を郵送しました。やっとこれからの手続きのことを教えてくれるような感じです。っていっても、これからもゆ~っくり作業してくれるんやろうね~。お役所は・・・。

まあ、テスト日時の決定待ちの状態でも勉強はしないといけませぬ。ということで、今回一緒に受けようと誓った(多分)Suzanneととりあえず、集合してみることに。

Suzanneと私は、院時代、いつも最後までズルズル課題を貯めてた仲間。木曜日の晩に、金曜日の朝の課題が半分しか終わってないとか、ザラでした・・・。とりあえず、Chapter5まで読んで、集まろう。と決めた先週末。土曜日、集合の朝になって、「いや~まだChap2までしか読んでないから、来週にしない??」という電話が。やっぱりな・・・。類は共を呼ぶ。

ちなみに、私はChap4の途中までは来てました(頭に入ってるかは別。しかもノルマをやっぱり達してない私たち・・・)でも、出産までになんとかしたい(半分諦めてきてるが)私は、待ってもうちらは一緒ぢゃ・・・と説得をして、とりあえず、集合・・・。

2時間半かけて、Chap1のみのおさらい・・・。で、お開き・・・・。この調子だとお役所の手続きのほうが先に終わるよ・・・
どんよりした空気で終えた勉強会でした。でも、私もSuzanneも人からの情報だけはしっかりもらってるもんで、以前試験を受けた人がまとめたチャートとか、そんなのはかき集めることができました。他力本願。これも変わってないな~

とりあえず、来週にまた会うことにして、今週はもっと要領よく読むようにするか・・・
ちなみに来週は、結婚記念日です~

2010年8月8日日曜日

日本のテレビ番組

最近毎度となりました、ケンです。



海外での在住期間が長いと、日本のものが色々恋しくなるものがあると思います。
それが料理だったり、お菓子だったり、ちょっとした小物や雑誌、音楽や映画だったり、人によって様々でしょう。

中には日本のテレビ番組が観たいという人もいるのではないでしょうか。

かくいう私らも実はそんな人間で、最近まで違法と知りながらも韓国のPandora TVを中心にネットでダウンロードして観ていました。
しかし、多分同じようにPandoraで視聴されていた方はご存知かもしれませんが、このがめつい韓国企業は違法なコンテンツ(元値ゼロ)にまで課金をするようになり数分置きに止まっては有料サービスを受けろと強要してきます

違法なコンテンツに金を払ってしまっては、こういう腹黒い連中を調子に乗せてしまいますし、何より元値0のものにお金を払うなんてバカらしくて仕方ありません。

かといって正式に日本の番組を申し込むと、月額$25で年額$274.89もかかり、とても学生やっている人間がおいそれと手を染められるようなものではありません。

で、あれこれ何かいい方法はないものかと思って探していたら、案の定、ありましたよ。

無料、且つ合法なヤツが。

それがこのKeyHole TVって呼ばれるヤツです。

そんな画質は良くありませんし番組数も限られていますが(中にはパスワードが必要なものもあり、実質4チャンネルくらいしか観る事はできません)、リアルタイムで何より総務省が試験的に運用しているインターネットでの双方向情報配信サービスらしいので、間違いなく合法です。


画質が悪いのでハイビジョンが当たり前のようなこのご時世にはちょっとつらいかもしれませんけど、毎回数分で止まって『金よこせ』コールを繰り返される違法サービスよりは、個人的にかなりマシと思っています。



まぁ将来的には$25を屁とも思わず払える位の収入をゲットして、ハイビジョンでも何でも観れるようになるのが、理想なんですけどね。


とりあえず学生やってる後2年弱は、これで我慢しようと思います。

お勉強の夏

マキです。あっという間に8月です。出産までも2ヶ月を切りました。過去2年のキャンプ三昧の日々とうってかわって今年はお勉強の夏。似合わなさすぎる。ここ2、3週間の土日はケンと図書館に来てます。

先週末に試験経験者の話を聴き結局、試験攻略本とサンプルテストを購入しました。こういう出費にはめっちゃけちるタイプだけど、とうとう200ドルだして買っちゃいました。
今のとこの感想は、買ってよかった。だって半分以上知らないことやった、、、いったい大学院で何学んだんや〜ってな話しですけど、広い家族カウンセリングの分野、全部はカバーされてなくて当たり前か。200ドルも出した以上、元は取るぞ~!と気合をいれつつも、何度読んでも頭に入らない・・・。読むのに恐ろしく時間が掛かる・・・。はあ~600ページあるんですけど、、、

一緒に卒業した、いつも一緒にギリギリだったSuzanneも同じ時期に受けることが判明。今回じゃなく、次回にしようかな??といってたSuzanneを「待っても一緒じゃ・・・」と説得完了。一日1Chapterという無謀な計画を立ててます。ちなみに、Cornell時代の授業の進み具合は一日3Chapterとか・・・。どうやってやってたんだろね。いや、きっと、読む前に授業終わってたんやろうな~。

とりあえず、やれるところまでやってみよう。
ちなみに、、、テストの申し込みに一ヶ月以上かかるという噂が・・・。えーっと、今日から一ヶ月以上となると、、、う~ん、出産中???考えるの辞めます。。。

2010年7月24日土曜日

空耳アワー

ケンです。



マキが見つけた面白動画です。

昔流行った空耳アワーのサッカー実況中継版ですね。

正直、ちょっとバーレーン人に『灰皿代えてー』とか、言ってみたくなりました:笑

2010年7月23日金曜日

プラネット・アース

ケンです。


昨日、ちょっとYouTubeを眺めていて見つけた、ちょっとした癒しの動画です。

やっぱりチキュウって、すばらしい所ですね。



いつか、夫婦で世界一周してみたいなぁ:笑

p.s.

このブログの横幅が狭いので、強引に縮めてみました。
ハイビジョンなので、右下のボタンで拡大した後、また右下のプルアップメニューでHDを選んで見てください。

2010年7月18日日曜日

私の知らない間に

まきです。

おとつい、なぜかすごく夜寝つきが悪く、結局、あまり寝た記憶がない・・・。
で、知った事実。めっちゃ、あかちゃん、暴れてました。ぼこぼこお腹を蹴りまくり。
夜中、私の知らないところで(爆眠状態で)、ひとりでパーティーしてたのね・・・

2010年7月16日金曜日

「シアワセのものさし」

まきです。

今日は日経ビジネスのウェブで読んでる「「シアワセのものさし」持ってますか??」という連載について。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091021/207732/

(クリックしても会員にならないと全部読めないかもしれません・・・。)

この連載の主人公である「梅原真」さんとは、私の大好きな、アメリカにもせっせと日本から運んでいる「馬路村 ゆずの村」 のパッケージを手がけたデザイナーで、なぜこの人が手がけた商品は売れるのか。というのを探っている。

この人がパッケージを手がけるとみるみる商品が売れていく。売れる理由はデザインが仕上がる過程で梅原さんが依頼者に「お前は何がしたいねん」と本質を問いかけるところにある。梅原さん自身のものさしは農林漁業を応援する。今、ここにあるものに目を向ける。というものであり、それに沿わない場合は、怒ったり、依頼を断ったりするらしい。

「自分のものさしを持て。お前は何がしたいねん。」


これは、「アメリカでカウンセラーやってて、子供のために働いてます」なんて生易しい問いではなさそうだ。もちろん、それ以上の目標はあるけど、じゃあ、それを濃縮したデザインで表せとなると・・・う~ん、まだまだ煮詰まってませんな・・・。

でも、人生におけるものさしはあるよ。(誰にもあるか・・・)
死に際にいい人生やった。って思えること。事故とかもありうるし、死に際って明日かもしれないんよね。いい人生やったって思うには、大切な人たちと楽しい日々を過ごすこと。今を楽しむこと。後先ばっかりにとらわれない(これが結構、不安症の傾向にある日本人には難しい。あ、私はそうでもありませんが・・・。とらわれないと「反省してない」と取られるのがややこしい)。他人のものさしに惑わされない。(これも普段は大丈夫だが、家族に言われると結構弱い。)

後、私的には、おいしいもんが食べれるほど贅沢なことはない。お金がなければ、家も買う必要ないし、私の究極の理想は、田舎で自給自足。 田舎といっても開拓地になってる田舎じゃなくて、過疎傾向にあるような田舎。田舎でプラスマイナス0の生活ができれば十分シアワセです。きっと。ちなみにオレゴンの田舎は住宅が高すぎて、プラマイ0の生活はできません。残念!

消える縫合の糸

ケンです。



実は先日訳あって右足の太ももを切開しました。


理由は後日書きますが、その後筋肉と皮膚を二層別々に縫合してもらった訳なんですけど、先生に縫合後、『糸は自然に体に取り込まれるから、抜糸の必要はないよ』と言われた意味がよく分からず、とりあえず二週間経ったら近くの医者に行って症状を見てもらうという話で病院を離れました。

で、今日がその2週間目だったんですけど、縫合した絆創膏の上から傷を確認してみる限りでは(2週間この絆創膏には触るなと言われていたので、傷口そのものはずっと見る事ができませんでした)、端の所から最後に玉止めされた糸が輪っか状になって飛び出しており、いたって普通の縫合状態。

やっぱ、『体に取り込まれる』って言う縫合は筋肉の方の縫合で、皮膚の方じゃないべ、とか思ってヘルス・サービスへ出向き、いざ絆創膏をはがしてみてアラ、ビックリ!

なんと皮膚から飛び出した部分だけそのまま残っていて、他の糸の部分は消えてしまって跡形もありません



太ももから毛の代わりに凧糸が生えている感じです(しかも、結び目&輪っか付き)。



これ見た時、正直ちょっと、気持ち悪かったですね。


とりあえず、飛び出していた紐の部分を持ち上げてもらって、根元からはさみで切って診断終了。



いや、やっぱり世の中、進歩しているんですね。




...しかし、糸を持ち上げられたときは、ちょっと泣きそうなくらい痛かったなぁ...:苦笑

2010年7月14日水曜日

研究室あれこれ

ケンです。


またHP相手にプレゼンしてました。

この研究室に所属してはや4年ちょっと。
以来散々プレゼンをやらされてきたおかげで、かなり英語のプレゼンには慣れてきました。
初めての頃はホント、前日寝られないくらい練習したもんですけど、最近は直前の脳内リハーサルで大体終了します。

まぁ、おかげで大ぽかの確率も上がりましたが:苦笑、それもそれで慣れてきたんで、まぁよしと言うことでしょうか。

そうそう、ウチの研究室のホームページ、紹介しておきます。


http://eecs.oregonstate.edu/matdev/


興味のある方おられたら、どうぞ。


全部(当然)英語ですけど。


ちなみにこのページの担当は、私がしております。
ほとんどアメリカ人ばかりの研究室で、英語ネイティブじゃない私がなぜ担当しているのか。

実は当の私も、分かっておりません。



まぁ、担当とは言っても、ベースは完全に弟の伸がやってくれたんではありますけど:笑

とま、どうでもいいような研究室ネタ、あれこれでした。

2010年7月12日月曜日

ブログのデザイン

ケンです。


ブログのデザイン、変えてみました。

なんてことないグーグル提供のもんですけど、なんとなーく表題通り、オレゴンの雰囲気に近いもんを選んだつもりです。



なんかあったら、また連絡します。




p.s.

昨日ぐらいになって、やっと右足の痛みが引いたー!

p.p.s.

表題の所にポートランドのバラ園で撮った写真を入れました。
こっちの方が、オレゴンっぽい...かな??

2010年7月9日金曜日

自分のカウンセリング業の道

マキです。いろいろ考えることが多い今日この頃です。
久しぶりに、少し真剣な内容です。

今日考えてたのは、なんで、アメリカでカウンセラーやってんのかな??って。
基本がぐうたらの私が、なんでここまでこだわってんだろう。ってふと思って。
私はとても芯が弱い。だから、結構ジグザクしてきたと思う。

高校生のときに、カウンセラーっていう職業になりたいって思って、ちょっと下調べして、アメリカのほうがええんやって、ってのと日本が肌にあってないっていうので、来てしまったアメリカ。でも、3年ちょっとアイオワにいると、それも飽きてしまった。映画やテレビでカウンセリングを馬鹿にするのを見て、なんとなく、共感してしまう自分までいて、結局、日本で偶然行ったキャリアフォーラムで得た仕事に就くことにした。

仕事はとっても単調だった。テーマパーク業の末端に居たから、楽で楽しかったし、バイトの子たちと遊ぶ日々が学生の延長で楽しかった。テーマパーク業を極めようとも思わなかった。で、飽きてしまった。

ぐうたらで飽き性なのに、飽きたら続けられない面倒な性格の私。ちょうど日本で仕事してたとき、日本は小泉さんが首相になり、不況に拍車がかかってた頃だった。同僚や友達の親が過労死や、突然死。って話がしょっちゅうあった。倒産とかリストラの話も良く聞いた。やっぱりカウンセラーになりたいな。ってまた思い出した。

その反面、経済やビジネスに方向性を変えようかな??って一度は思った。でも、あまり本を読んでも頭に残らなかったし、そんな世界からは程遠いところにいたから、これはMBA入ったって仕方ないな。って思って辞めた。

こんなにぐらぐら揺れながらも、アメリカの大学院にカウンセリングを専攻しにまた戻った。一応日本の大学院も調べたけど、やっぱり空気があってないと思って辞めた。カウンセリング業が人の話を聞くことが仕事と思ってた私にとって、とってもいい勉強になった。

アメリカのカウンセリングで大学院を出た私に日本のキャリアフォーラムでまた総合職を探すって選択肢はなかった。誰も取ってくれないでしょ。それに、カウンセリングをやってみたかった。だから、アメリカに残って、就職活動をはじめた。ビジネスの世界のように、四方八方にコネが存在する世界じゃなく、地道な世界なため、なかなか仕事はない上、カウンセリング業において、外国人であることは少しどころじゃなく、と~っても不利。日本でも、カウンセリングの先生が外国人だったら皆逃げるよな。と思いながらも、短所は長所にもなる。と信じて4ヶ月の就活の末やっと仕事にたどり着いた。

あれから4年。今、新たな岐路に立ってます(事情はまた今度)。いっぱいクライアントから学んだ。不安症、アスペルガー、ADHD,トラウマ、鬱、躁うつ病、虐待など色んなケースに関わった。今までカウンセラーとして手に入れたことをこれからどう生かしていこう。いずれは、日本のカウンセリングに関わりたいなって気持ちは少しある。ビザの問題もあり、アメリカではタイムリミットがある私にとって、精一杯学び続けることが大事だけど、どのポピュレーションに標的を絞ろうか、今のところやっぱりまだ試行錯誤である。

そして結婚をして、出産を控えてる今、更に自分を持つことが難しくなりつつある、やっぱりぐ~たらで飽き性の私なのでした。ふと、これって女ってことなんだろうか??って思うんだけど、どうやろう??

2010年7月5日月曜日

空気の質、AQI: Air Quality Index

ケンです。




AQIってアメリカ在住(もしくは在住経験のある)人で、聞いた事ある人、います?



って、かくいう私も今朝初めて知ったんですけど:苦笑


とにかく、いたらスンマせん、飛ばし読みしてください。



私が無知なだけでした:笑






でも、おそらくはほとんどの人が知らないんじゃないかと思うんで、紹介します。





AQIは表題通りAir Quality Indexの略で、空気の質を数値化したもののようです。
数値が低いほど空気がきれいって話で、ようは最高が0。

空気が悪化するにつれ、数値が上がっていき、151以上で『健康上問題あり(unhealthy)』、300以上で『有害(hazardous)』となります。

数値悪化の対象となる汚染物質は、地表近くでのオゾン濃度、一酸化炭素の量、硫化化合物の量、微粒子の数、二酸化窒素の量だそうです。



詳しくはこちらをどうぞ。



で、実際アメリカの各地域がどうなっているのかっていうのはEPAと言う政府機関が管理しており、こちらから確認できます。





...






ふふふ...






何で今日、このネタを話題にしたか、これで分かっていただけましたか?





オレゴンは(っつーかノースウェストは)アメリカでも有数の空気がおいしい州だったんです。





そりゃ、オレゴニアンが、みんなアウトドア好きになる訳です。




オレゴン。


とてもすばらしい州じゃあ、ありませんか!









...








まぁ、逆を返せばそれだけ田舎って事でもあるんですけどね...


それは、それでコインの裏と表ってことで、置いといてください。

2010年7月4日日曜日

GN: 進化

ケンです。

早速のギーク・ネタ第1弾。

チベット人の遺伝子に山で高山病にかかりにくくなる遺伝子が発見されたとか。
これは中国のハン族からチベット人が分かれた約3000年前以降に起きた、人類史上一番新しい突然変異なんだそうです。
その前は7500年前の北欧で起こったとされる、乳糖分解能力(大人になっても牛乳が飲める能力)の進化なんだとか。

まぁ、3000年前に分かれたって説には、色々異論があるようですが。

それはともかく、このHIF2aと言われる遺伝子部分が、どうして高山病にかかりにくくしているのか、実際のメカニズムは不明なようです。
実際チベット人でこの遺伝子をもつ人たちは赤血球の量が少ないですけど、それだと逆に酸素が取り込まれづらい分、高山病にかかりやすくなる気がしますし。








まぁ、個人的に興味深かったのは、乳糖分解能力ってのが最近出てきた能力だったってことですな。






つまり、牛乳の飲めない私は、結構旧型(紀元前5,500年前型)って事だったんですね:






っとま、とりあえず、最初のギーク・ネタでした。

2010年7月3日土曜日

GN: ギーク・ネタ

ケンです。


この私生活ネタ中心の所で、ギーク・ネタ(オタッキー・ネタ)を書くのも何かなぁ、と思って、その手合いのお話は他の場所にちょっと書いてました。
でも、その後マキと話をしてみたら、ここでまとめて書いてしまっても問題ないと言う事だったんで、これからかなり頻繁にギーク・ネタを書かしてもらう予定でいます。

でも、一応私生活のネタを期待して飛んできたら、どうしようにもないネタでガックリって事のないように、タイトルの始めにGNって書きますんで、避けてくださいな。

2010年7月1日木曜日

とうとうやってきたセラピストの試験

まきです。
ね、頻繁にアップしてるでしょ??なぜだと思う???
答えは単純です。勉強しないといけない状況になったから・・・現実逃避です。単なる。

大学院を卒業して4年。一般的に2年で終わるインターン期間を私はまだやってます・・・。色々事情はあったんですけど。。。カウンセラーになる条件は州によって違い、ここオレゴンでは、別に免許がなくてもエージェンシーに所属してるとセラピストとしてやっていけます。私が大学院を卒業した当初は免許はバッジテストみたいな扱いだったのですが、去年、ポリティックスが変わり、免許は必須になってきました。という事情のお陰でちんたらちんたらやってた私も、今度こそ本当に終わりそうなので(多分)、受けないといけない試験の勉強をしようかな~なんて思い始めて、3ヶ月。

やっと、重い腰をあげて、試験について調べだしたのが先々週。
テキストがあまりにも高いことに気づいて、人のを回してもらおうと思い立ったのが先週。
試験に受かった人の勉強した手書きのまとめを拝借しました。

で、そのノートにつけてあった手紙にかかれてた内容。
6ヶ月前からは準備するようにって書いてて、その通りだと思ったから、がんばるのよ~

・・・・・試験は2ヵ月後~に設定しようとボードに報告しようとしてるんですが。

うーん、3倍速か。。。大丈夫かな?夏で暇やし。

今日、その友人の教材にとりあえず目を通してみる・・・
私を知ってる人々はもう結果はご存知でしょう。惨敗でした。
でも、なーんとなく勉強したことは覚えてるのよねん♪とこの日のために捨てなかった大学院時代のノートや資料を開いて知ったこと。

私、結構かしこかったんだ~

いや、賢かったんじゃなく、全部忘れて、馬鹿になっただけなんですけどね~
友人のまとめを見てもさっぱりな私。仕方ないから、この日のために売らなかった教科書もやれっと開くと、なかなか、今ではしっくりくる内容のことが書いてるではないですか。しかも、しっくりくるところには、ぜ~んぶアンダーライン引いてる~。すげ~


グータラに戻っただけだったんだ~
馬鹿に戻っただけだったんだ~


この日記大切にして、PhDなんかに進もうと血迷ったとき、また読み返します。向いてませんから、そういうの。


試験、本当に9月に受けさせてくれるかどうかわかりませんが、また報告しますね。無ければ、無かったこととしてください。ちなみに、9月には出産もあるしね~。


2010年6月30日水曜日

最近話題の岡ちゃんについて  ~Kenにとられる前に~

お久しぶりです。相変わらず月刊になったうえ、パワーアップどころかパワーダウンの日記・・・
Mixiからは更にクリックが必要で、コメントするのにも、更にもう一仕事が必要になったこのブログ。

今までの私の(決してけんのとはいいません)くだらない日記じゃ、そりゃ皆離れますわな・・・。というわけで、今日は今話題のサッカーについて。

まず、断っておきたいのは、私はサッカーという競技は「ゴールポストに向かってボールを蹴る。」以外一切何も知りません。だから、私が今日言いたいことは、サッカーのことではなく、岡田監督に対する「世間」の扱いです。

MixiニュースとYahooニュースしか日本のニュースを見ない私に目に留まったことですが、確か岡田監督の評価って、交流試合???練習試合の段階では、

「最悪」

だったんぢゃなかったっけ???解任するべきだ。ってのまで読んだ気が・・・
それが試合で勝って、決勝まで初めて進んだ瞬間


「名匠」

ですか???挙句の果てに「岡ちゃん、ごめんね」ハッシュタグがツイッターで流行るって・・・・

う~ん、やっぱり私には納得いかないよ。試合前は「がんばれ!!」って言ってあげれないんやろか??なんで、4年に一度の大切な試合前までこき下ろす必要があるのか私には全然理解できない。その上、結果がでたら手のひらかえて・・・。

大体、日本のサッカーや選手に詳しい人ってどんだけいるんやろ??ワールドカップの時にしかでてこない話題やのに、そんときだけはもんのすごい盛り上がり、言いたい放題言うリポーターやサポーターたち。日ごろから応援して分析してる人なら色々言っていい気がするけど、その瞬間のみのサポーターにそれに便乗する権利があるようには思わない・・・。興味本位、ミーハーで参加するなら、選手たちの邪魔にならないようなサポートをしろよな~。試合を見て、「あ~!おしい!!なんでやねん~」みたいな実況中継やその試合をピュアに振り返る程度にしといたほうがいいと思うのは私だけでしょうか??

この一連の出来事で感じたこと。今の日本って、自分に甘く、他人に厳しい??
今までもそうか、、、大体、新聞や雑誌に出るプロの人って私みたいな一般人より「すごい」んだよ。その日本の期待の星を一般庶民は尊敬して応援するべきじゃないのかな???そしたら、もっともっとすごい人や、すごいものを生むことができると思う。そろそろやめようよ、出る杭を打つのは。日本全部が沈んできてるんだから。

2010年6月29日火曜日

iPhone問題

iPhone、来年の1月からVerizonで販売開始...
前々から言われていた事だけど、今度はホントなのでしょうか...

だとしたら、今2年契約結んじゃうと、乗り換え不可能に?



...



でも、2年半後にアメリカにいる保証はないから、AT&Tのままでいいか。

2010年6月26日土曜日

野球観戦

最近、毎度となったケンです。


再びシアトルに行ってきました。

目的は...ご想像の通り、野球観戦です:苦笑

世の中ワールド・カップなるものが騒がれているようですが(かくいう私の研究室でも、連日インターネットでの観戦が盛んで、やかましいので図書館へ移動して勉強しておりますが)、その場だけのファンなんて、個人的にとても薄情に思えて仕方ないので、まったく意に介さず、連日メジャーリーグの自由研究を行っています。



でも、たまーに周りから『日本、勝ったぞ!』なんて言われても、『興味ない』で会話終了って言うのも何だな〜とか、思ったりしてますけど...




さて、それはさておき、今回観戦しにいった試合の対戦相手はレッズ。

シンシナティのチームで、この日まではナショナル・リーグ中地区トップでした。

何よりシアトル地元のスーパー・スター、ケン・グリフィ・ジュニア(先月に引退:涙)の前に所属したチームで、その親父さん、グリフィ・シニアも所属していた事で知られています。

特段スゴいチームではなく、勝率もやっと5割のアップアップ状態。



それでも首位に立てるのだから、今年のナ・リーグ中地区のレベルのほどが知れます。



ま、この時シアトルは勝率はイチローの打率並みでしたから、何も言う権利ないんですけどね:汗


運良くというか、やっといい席のチケットを取るコツをつかんだというか、今回は最高の席が取れた上(バックネットの三塁寄りの端、前から9列目)、先発がエースのクリフ・リー。


試合自体にも力が入りますが、今回は更にバブル・ヘッドがもらえる特典付き。


更に言うならこのバブル・ヘッド、イチローとグリフィ・ジュニアの2体セット。
しかも、グリフィはつい1ヶ月ほど前に引退しているので、正真正銘、彼の最後のバブル・ヘッドです。



これだけキレーにコンボが決まれば、そりゃもう気分は遠足前の小学生並みです。
ホント、前日の夜は寝付きが良くありませんでした:苦笑



何はともあれ、予算と時間を許してくれた愛妻マキちゃんに、ホント感謝、感謝。



さて、そんなシアトル小旅行?は、まず金曜日にマキが仕事から帰ってきた朝11時半の出発から始まりました。

途中、ポートランドとタコマで見事な渋滞にはまり込み、先着3万名しかもらえないバブル・ヘッドは正直、危ういかと思いましたが、なんとか開幕1時間ちょっと前の6時ちょっと前には球場に入れ、バブル・ヘッドは無事ゲット。



そのまま指定された席の方へ移動しました。

その席なんですが、前述の通り、グランド最前列からわずか9列目。

入り口から階段を下りて行くと席に近づくにつれ、目の前にどんどんグランドが近づいてくる感じです。



実際席はダイアモンド・クラブと呼ばれるVIPシートの真後ろで、しかも席は階下のトンネルの関係で、この列は私ら二人分だけ。



思わず、顔がニヤけましたね。



さて、夕飯の名物ガーリック・フライド・ポテトにチキン、それとチリ・ホットドッグを食べ終えるとほぼ同時に試合開始。



試合は両チームともエースが先発しただけあって、恐ろしく締まったものになりました。

相手投手は制球難らしく、投球数の半分はボール。
ランナーを溜め込みはするんですけど、そこはエースの意地なのか、最後の一人を出させません。

イチロー君も、バットに当てはするんですけど、結局終わってみれば4打数無安打。









対するシアトルのエース、リーは安定感抜群。

常にストライクを先行させ、全くレッズ打線に隙を与えません。

フォアボールもなく、ほとんど毎回3人で閉める感じです。



案の定、試合は流れるように進み、代わった中継ぎからなんとかもぎ取った1点をリーが完封で守り、シアトルの勝利。




私としては結構、満足だったんですけど、やっぱりクライマックスがないというか、展開にいい意味での刺激が少なかった事もあって、マキちゃんはちょっと満足できなかったようです。




やっぱりイチロー君に打ってもらって、ホームランも1本か2本飛び出し、3点4点シアトルがリードして、エースがピシッと最初から最後まで閉める。
これが一番分かりやすいし、観ている側としても盛り上がるんでしょうけど...こればっかりは、運ですからねぇ。
なによりシアトルの冬の天気より湿りきってる今のマリナーズの打線に、まとまった得点を期待するのは、ちょっと酷かもしれません。



さて、その後は帰りのラッシュで混みまくっている駐車場を避け、近くのクリスピー・クリームでドーナッツを少々。
翌日の朝ご飯分も買って、予約を入れておいたホテルへ移動しました。



翌日はお昼に、エチオピア料理なるものを食べにいきました。

このお店はシアトル大学のすぐ脇にあり、比較的人通りも多そうな道に面しているんですが、何せ学校は夏期休暇の真っ最中。
お昼時にも関わらず、お店には私ら二人しか終止おりませんでした。

中はアフリカ出身っぽいおばさんとおばあちゃんが二人きりで、おばちゃんは相当暇なのか、料理が出てくるまでの間、ずっーとマキにアフリカ(エチオピア)を紹介しまくり。

会話に鼻を突っ込むとどうも厄介になりそうな匂いを感じた私は、テレビで流れるエチオピアの人たちの踊りの映像を脳死状態で観察してました。

さて、その料理ですが、スプーンやフォークはなく、素手でクレープのようなものに香辛料の利いたソースを浸して食べるタイプです。

クレープのような生地は薄黒いものと、肌色に近いものの二種類があり、薄黒いものは酸味が強く、肌色のものは全く癖がありませんでした。
ソースは何種類も違ったものが大皿にまとめてもられていて、見た目には鮮やかなんですが、たまーにあった甘いものを除いて基本的には辛いものばかり。

素手で食べる、スパイシーな料理って言う関係でどことなく、インド料理を思い出させます。

結論から言って、味自体は悪くなかったのですが、辛いもの自体が苦手のマキちゃんと、辛い物好きながら体が受け付けてくれない私にとっては、あまりありがたいものではありませんでした。

初めてという事で、相応に楽しめましたけど、おそらく今後お目にかかる事はないのではないでしょうか:苦笑


そんなこんなで、その後はウワジマヤによって軽く買い出しをした後、シアトルを後にしました。

2010年5月31日月曜日

プチ旅行 2連発

ケンです。



ここ2週間ほど、週末はあっちへ行ったりこっちへ行ったりしておりました。

先週はマキの友達がネブラスカから来ていて、ウォルドポートのビーチハウスへ出かけ、今週は連休という事もあって、軽く泊まりがけでポートランドを散策しました。


まずは先週の写真から。



左の写真は先週の日曜日の昼過ぎに出かけたニューポートのヤキナ湾にある灯台の写真です。
最近夏が近いというのに雨続きでしたが、運良くこの日は天気のいい、なんちゃって夏日。マキとご一行様は灯台内を散策に行きましたが、どういう訳か私は恐ろしい眠気に襲われて、あえなくTKO。灯台の足下で昼寝をしていました。その昼寝のちょっと前に撮った写真が右下のもの。

さて、この日はこの後ニューポート名物?の牡蠣を買いにオイスター・ファームへ出かけ、その後ビーチハウスに戻って牡蠣のリゾットを作って食べました。

しかし、やっぱり内陸出身のアメリカ人の口に、あの独特の感触と味はなじめなかったのか、マキの友人の息子は、米自体は食べてくれたものの、牡蠣はマキの友人の所に残してました。
そのマキの友人も生ガキをちょっと試みたようですが、さすがに厳しかったようです。


慣れてしまうと、おいしいんですけどねぇ。


さて、次は今週の話です。

実はアメリカは今週メモリアル・デーと言って、殉職した兵士の方々を祈念する祝日が月曜日に来る3連休。

去年、一昨年とレッドウッド・ナショナルパークに出かけていましたが、今年はキャンプメートもおらず、しかもさすがに三年連続同じ場所ってのは面白くないので、ポートランド辺りで安く泊まれる場所があったら、そこに泊まって都会の空気を吸いながらのんびり過ごそうという話になりました。

で、いつも通り直前にバーゲンを良く出してくれるホットワイアを物色していたんですが、あまりいいオファーがありません。
空港近くのモーテルもどきは比較的安いのですが、それでも驚くほどではない...まぁ朝早く出て夜遅くに帰ってくれば、比較的のんびりできるからいいか、とか妥協し始めていた所、マキがトラベロシティで恐ろしく安いホテルを発見。


空港の近くながらセミ・スイートで、なんと一泊$35


しかもこれ、一人じゃなくて一部屋の値段です。


当然のように、にわかには信じられない二人。


場所も私個人、何度か出かけた事がある場所にも関わらず、全く記憶にないホテル名(キャンドルウッド・スイーツ)。

あれこれ議論をした結果、どんなヒドい所でも一泊なら我慢できるし、$35なら文句も言えまい。
後でネタとしても使えそうだから、とりあえず行ってみるか、という事になり、半分期待半分疑問のまま、出かけました。


で、その肝心のホテルなんですが、驚くべき事にかなり綺麗。


入り口から新築のアパートの匂いがします。


部屋もキッチネット(簡易版キッチン)に食器類と調理器具、電子レンジにフルサイズの冷蔵庫、それにディッシュウォッシャーもついています。


テレビも薄型のハイビジョン対応で、座り心地はあまり良くないものの、独りがけのソファーまであります。



一言で言って、これはあたりでした。



マキがその後フロントの人から聞いた話だと、去年の10月にオープンしたばかり(といっても半年経ってますけど)だそうで、おそらくこの恐ろしく安い値段は広告がてらのプロモーション特価だったのでは。

何はともあれ、かなり快適に過ごさせてもらいました。


ちなみに左の写真は最近ウワジマヤ近辺に出かけたときに立ち寄る、雰囲気のいい喫茶。
今回も2時間ちょっとほど読書の為に立ち寄らせてもらいました。

2010年5月18日火曜日

妊娠6ヶ月???

まきです。

性別判明から一週間が経ち、鼓動(???)も感じるし、お腹も思いっきり出てきて、赤ちゃんがお腹の中にいることを実感し始めました。

でも、いまだに、もう一人、人間が私のお腹の中に居るっていう発想が不思議で神秘的で、今までなら、女性は結婚してたら子供が居て当たり前で、居なかったらめずらしいね~っていう発想が、「こども生んだの???妊娠、出産体験したの??すごいね~」って風に変わってきました。これが、「子育てしてるの??すごいね~」にすぐ変わるんでしょうけど・・・

今、Kenと私はBradley Natural Birthというクラスを取ってます。毎週一回2~3時間x12回というなんとも真剣なクラス。取るきっかけになったのは、妊娠が発覚したとき、すでに妊娠中だった同僚に、「無痛分娩で痛みのない出産希望!! 」って言い張ってたところ、すでにクラスを取っていた彼女に「その麻酔のほうが、痛かったりするらしいよ」と言われたことでした。


クラスでは、日々の栄養バランスのこと、出産に必要な運動のこと、出産の流れ、いかに自然分娩が一番母体と胎児にいいかということ、などなど学んだ上、読む本、宿題などわんさかありKenと宿題を一緒にやってます。で、一番の副産物は、このクラス自体、旦那がいかに奥さんの妊娠、出産をサポートするかというのが目的だということ。Kenも「見守る」から「関わる」って感じに変わってきた気がするし。もちろん私も、医者任せから自分の望む出産のことを考えるようになったよ。

とういことで、親になる準備をいっぱいしてる私たち。クラス取ってなかったら、ここまでしてないやろうな~。こんなことする時間がある日々に本当に感謝。赤ちゃんとの絆よりKenとの絆のほうが強くなってるかな??結婚後の一番最初の二人の行事やしね。そして、赤ちゃんに対しては、不思議に何の期待もない(笑)。仕事柄、いろんな子を見てるからかもしれないけど、どんな子が生まれてくるかとか、ひょっとしたら生まれてこないかもしれないっていうことは仕方のないことだし、誰のせいでもないし。もちろん、できることはするけどね。五体満足、健康、障害とかに関する期待もないな~。ただ、幸せって感じてくれる子に育てたいな~とだけ漠然と考えてます。

ついでに、男でも別によかったよ~とKenにいうと、それは女の子って知ったからいえる事!だそうです。ははは、これだけは、フィフティーフィフティーやからね。

2010年5月12日水曜日

赤ちゃんの性別

またまた、ケンです。



今日、マキと午前中に病院に行って20週目の超音波検査を受けてきました。


20週目...そう、今日は性別が判明するんですよ、赤ちゃんの。


なんかね、今まで散々自分自身に『男の子』だって自己暗示を掛けてきてたんで、なんかもうそれが既成事実のように思えてたんですけど、最近マキが『女の子の気がする』と言い出したんで、ちょっと自信が揺らいでたんですよね。





...





妊娠すらしてないのに、自己暗示掛けてどうすんだって、それはそれで置いといて。


とにかく柄にもなく?診断中の映像を見る為に診察室が暗くなると、ちょっとドキドキしてきました。


さて、私の個人的な話はさておき、診察は大した準備もなく、結構簡単に始まりました。

まず技術者の人(当然、女性)がマキのおなかにジェリー状の液を塗り、先が平たくなったスティック上のセンサーを押し当てます。
最初は子供の生まれる通路を確認し、それを主治医に報告すべく画像を保存すると、いよいよ子供の方へ移動。

あれこれ上やら下やらにセンサーを動かして、頭の断面やら足のアップやらを見せてくれたんですけど、今回の私らの興味は子供の性別。

そりゃ、子供の姿を見れるのは嬉しいんですけど、さすがに頭の中とか見ても...ねぇ...


いい加減性別を教えてくれないかなぁ、と思った所、マキが『子供の性別が知りたいんだけど』と一言。


すると、その技術者の人は今までとはアングルを変えてくれて、かなりハッキリした赤ちゃんの姿がスクリーンに浮かび上がってきました


...が、なんかちょっと教科書で見たのと感じが違います。






普通、本に載ってる写真って、膝をたたんで胸の辺りで腕を組んでいません?





分かります?



この子、左足を思いっきり上に向かって伸ばしてるんです。

しかも左手を頭の後ろに回しています

まるで畳の上に寝転んで、頭の後ろで手を組んだまま『あ〜、暇だ〜』と、アクビしながら背伸びをしているよう...







...なかなかお行儀がよろしいようで...






更に続けて顔の写真も撮ってくれました。




画像の上半分、左側にあるのが顔で、手前に目があり、その横に小さな鼻があるんですが...




...ちょっと分かりづらいかな?




しかもこの赤ちゃん、かなり元気なようで活発に動いていて、私らが見ている事に気がついたのか、最後の方には足をちゃんと曲げて教科書のような格好に戻っていました:笑

いやぁ、それにしても画像とはいえ、実際動いている姿を目の前で見るとかなり実感が涌いてきますね。



あぁ、子供ができたんだってね。



...まぁ、まだ生まれてはいないんですが。




それにしても元気はいいんですけど、この子、ちょっとお行儀の方が...


なんて考えてたら、なんとなーくボーイッシュなイメージが頭の中で出来上がってきたりして、するとやっぱり、これは男の子か!なんて、パッと思いついた所、技術者の人が一言、ボソっと









『女の子ですよ』








...え?







あの、なんかちょっとイメージと違うんですけど...



こんな足蹴り上げたりとかしちゃってて、それでもやっぱり女の子なんですか?




うーん、なんかモノすっごいマイペースな子になりそうな予感が...



でも、そういう意味だと私よりマキに似ていそうで、ちょっとホッとしたりするんですけど:苦笑




頼むから頭の大きさだけは、私に似ないでね。

2010年5月11日火曜日

まさにstate-of-the-art:レクサスLFA

ケンです。


どうでもまたいいようなネタで、ちょっと恐縮ですけど、車ネタです。

最近車って言うと、リコールだの制裁金だの、暗いネタばっかですけど、今回は純粋に車そのもののネタです。


ぶっちゃけ私、個人的にそんな車好きじゃないんですけど、結構車って、その時代時代の先端技術を結構ふんだんに盛り込んでくれているんですよね。
元々私、自他ともに認めるハイテクオタクなんで、昔からこーいうテクノロジーと名のつくものには恐ろしく反応しちゃうんです。


中学校時代はF-1にハマってましたし。




さて、今回のお題はトヨタの高級車販売チャネル、レクサスから発売されている最高級スポーツカー、LFA。
全世界限定500台で、しかも一台約3500万円

値段や車自体の性能もすごいんですが、何より驚いたのはそのエンジン。

4800ccでありながら、9000回転まで吹け上がるってのもすごいんですが、本当にすごいのはその音

もんんん....んのっ凄い、いい音がします(下の動画は日産GTRとの04)。



低回転では部品一つ一つの音が分かるくらい綺麗にわかれていて、高回転に吹け上がると非常に乾いた音を響かせてくれます。
普通に聞いただけだと、メンテナンス度外視のレース仕様の高回転エンジンと、全く遜色ありません

最初聞いた時、思わず感動して涙が出てきましたよ、マジで。


で、なんでこんないい音がするのか。




実はエンジンはトヨタ製ではなく、ヤマハ発動機製なんだそうです。





ヤマハと聞いて、ピンと来た方、ご名答。



なんとエンジンの最後のチューニングはヤマハの楽器部門が担当したんだそうです。




そら、いい音になりますわな。




4800cc、560馬力の野獣と繊細なクラシック楽器の調和。




まさに現代の芸術品って訳ですね。




p.s.

...でもま、ぶっちゃけ買いたいとかは全く思えないなぁ。
環境にもお財布にも悪そ...

2010年4月29日木曜日

サミットにて

お久しぶりです。まきです。けんも参加して、どんどんブログをアップするつもりが、やっぱりマンスリーになってしまってます・・・。

前の更新から、何もなかったわけではなく、いっぱいありすぎて、ブログが追いついてないのね~。まあ、機会があれば、振り返って書きます。多分(笑)

さて、今週は火曜日から金曜まで行われてるChild Abuse Summitというなんともブラックな内容のサミットに参加してます。2,3ヶ月前に会社で偶然私の手元にそのパンフレットが届き、行きたい~と訴えたら、お金がない。。。と夢のない返事が・・・。まあ、確かに、他のトレーニングに行ったしね。

ふんっと思った私は、スカラシップに応募し、受かった!!400ドルの参加費がなくなった後は、会社は快くホテル代(これまた$400)を出してくれました。感謝。感謝。

会場のホテルは、オレゴンとワシントン州の間にある、なんちゃってリゾート。でも、めっちゃくちゃでかい。Kenも偶然ポートランドに来ることになったので、一緒に朝5時過ぎに家をでて大雨の中会場に着きました。

Kenと朝ごはんを食べて別れた後、会場に向かったら、ピストルを脇にかかえた人たちが会場にちらほら・・・。駐車場もパトカーがいっぱい。警察を見たら逃げなきゃという思春期は卒業したけど、でもなんか変な感じ。やく800人の参加者の内訳は、警察官、Child Protective Service、弁護士、検察官、などなどと、私みたいなセラピストでした。

虐待された子供のケアしかしない私にとって、虐待するほうの情報は、想像以上にブラックでした。一番最初に出てきた人は虐待を探し当てるトレーニングセンターの局長で、その人の話もかなりブラック・・・。かなり関心する検挙の仕方や、子供のインタビューの仕方までトレーニングが組み込まれてるらしく、すげ~っと感動したすぐあとのこと。その人の目標はこのトレーニングを全米に広げることらしく、どれだけ広まったかを紹介してる間に、見た驚くべき事実。それは、海外向けに初めて最近トレーニングをし、それが日本であったこと。2009年やったかな??

えっっっっ。あの~、じゃあ、どうして、皆こどもは殺されてから発見されてるんですか???と突っ込みたいのは私だけでしょうか???もしくは、成功例がマスコミに挙がらないの??まあ、確かにトレーニングが行われてから一年しか経ってないことは事実ですし、いつか、日本も明らかに誰が見ても虐待されてたケースは堂々と検挙される日が近づいてほしいですね。

自分で選べるセッションには、偶然にも私がバイブルにしてる本の著者までおり、とっても内容の濃いサミットでした(後一日あるけどね)。

ちなみに、一人でこんなに長い間出張??したのは初めて。いつも、一人か二人はお供がいたからね。初日はKenと、二日目はUO時代ののぞみと、今日は偶然会場であった、Corvallisからの警察関連の人たちと楽しい夜を過ごしました。あ~、仕事持ってきたのに、ひとつもしなかった・・・。仕事をするために、Kenにアップデートしてもらった私のふっるーいPC,このブログの更新に役立ったからいいか。

iPhone 4G... その後

ケンです。

どうやら前述のiPhone狂想曲、未だ進行中のようです。

なんでもこのGizmodoでiPhoneの動画を撮ったジェイソン・チェン記者の自宅が警察の強制捜査を受け何台ものパソコン、iPadに携帯電話、デジカメになぜか名刺を証拠物件として差し押さえられ、持ち去られたそうです

影響力のある会社とはいえ、高々一介の民間企業が一体どうやってこんな事態を引き起こせたのかは分かりませんが、とにかくこれはやりすぎでしょう。

で、案の定、早速これにジョン・スチュワートが噛み付きました。


The Daily Show With Jon StewartMon - Thurs 11p / 10c
Appholes
www.thedailyshow.com
Daily Show Full EpisodesPolitical HumorTea Party



『かつてはマイクロソフトが悪者だったはずだろ?それが、ゲイツが(慈善事業で)蚊を追っかけ回してる間に、お前らはパロ・アルト(サンフランシスコ近郊の街)で人ん家のドアをぶっ壊してんのかよ!?一体どうなってやがんだ!』と、まぁ、吠えます、吠えます。


でも、やっぱり一番同感したのはAT&Tのお話。


『人の家に押し入っている暇あるなら、AT&Tをなんとかしてくれよ!マジで!!素晴らしい電話が電話ですらなくなってんだぞ!?』『ウェストサイドのハイウェーを1マイル走る間に何で4回も電話が切れるんだ!ビルすらないんだぞ!?広い空間が電波を乱してるとでも、言いたいのか?!


ホント、電話のプロバイダーだけはなんとかしてもらいたいです...



ケン

2010年4月20日火曜日

iPhone 4G...

徹底した秘密主義で知られるアップルの次世代のiPhoneが偶然世間に知れ渡ってしまいました
かなり角ばった印象の電話になっていて、前面にもカメラがついているところが特徴的...なんですが、今まで正式発表にいたるまで、ほぼ完璧に情報を隠し通してきていたアップルにして、一体どうやって公になるに至ったのか。

実はどうやら最終の実地試験テスト中だったようで、 そのテスターであるアップル社員が運悪くドイツバーの椅子の上に措き忘れ、それが謎の人を仲介してアメリカの情報雑誌Gizmodoに$5,000で売り渡されたらしいんです。

ここまではまだ『馬鹿なヤツがいたもんだ』って笑えると思うんですけど、笑えないのはこっから先。

悲しいかな、iPhone版Facebookをインストールしていたらしく、拾った人物がこのソフトを立ち上げしまい、この置き忘れた社員(グレー・パウエル、27歳、ノースカロライナ州立大学2006年卒業、etc.)、顔から学歴、趣味に至るまで思いっきりプライバシーが割れてしまっています。

恐るべし、ハイテク社会の落とし穴。

とにかく完ぺき主義で、失敗に対して恐ろしいほど感情的になることで知られるアップルの最高責任者、ジョブズ。


今頃怒りのあまり、頭から全身の水分が沸騰して蒸発してんじゃないんでしょうか。



ちなみにこの話の落ちは...

このパウエル君、夢の一つは『いつかジョブズと面会する事』だそうで。


どうやら夢だけは実現しそうですな。

悪夢となること、間違いなさそうですが。



ケン


p.s.
なにやら正式にアップルからGizmodoに返却の要請が来たようです
どうやらホントに次世代のプロトタイプだった模様...


パウエル君、およびその上司の方...御愁傷様...


p.p.s.
リンク先のページ、更新されているようです。
前までもっと不幸なパウエル君のプライベート情報が載っていたんですが。


まぁ、代わりにもっとヒドい落ちが追加されてますけど。


このiPhoneをなくした日は、実は彼の27の誕生日でした。


誕生日に不幸のプレゼントとは...ますますもって笑えません...


p.p.s

CBSの名物親父、David Lettermanは早速このネタに飛びついたようです。
バーで酔っぱらったバカとは、ヒドい表現とは思いますが、まぁ、ブラックが売りのコメディトークショーですからね...



最後のトップの言い訳、it didn't work anyways... it uses AT&Tには激しく同意。

2010年3月18日木曜日

仕事の話

けんです。

さて、ここを読んでくれている人のほとんどは、おそらく私が博士課程で『半導体』と言うものを研究していると、ご存知かと思います。

けど、一体その『半導体』ってものが何なのか、更に言うとそれが一体何の役に立つのか、知らない、分からない、というか、知る気にもならないもしくは、知ってどうすんの?(涙)という方がほとんどではないでしょうか...

でも、マキも自分の仕事を少し紹介した訳だし、私もとりあえずと、簡単に説明してみます。

まず、半導体ですが、すっごい荒っぽく言うと鉄str46-6.jpgとガラスa00432.jpgの中間のようなモノの総称です。




鉄は電気を通しますが90-147.jpgガラスは(そのままでは)通しません。

半導体はこの中間で、とあるトリックを用いると電気を通すけど、同じように別のトリックを用いると電気を通さない、モノスッゴく大雑把に言うと(電気的には)鉄str46-6.jpgにでもガラスa00432.jpgにでもなる物質です。


で、これのどこがいいの?っていうと、半導体のいい所は上記のトリックを使う事によって電気(電流)を通したり通さなかったり、つまり電気(電流)をコントロールできる所です。


すっごい大量の電灯を、キレーに並べて平面を作ったとします。
ここでその内のいくつかの電灯を、そうですね、猫の形に沿ってつけたとすると、そこに猫の形が浮かび上がります(当然ですわな...)。

さて、この電灯のオンは電流を通し、オフは電流を通さない状態、つまり電流の制御でできますから、前述の通り半導体で電灯を操る事ができる(つまり、猫の絵を浮かび上がらせたり、それを他の絵に変えたり、消したりできる)ようになります。
この電灯の平面を14インチとかの大きさに凝縮したものが、いわゆる今の薄型テレビの一種の原型になる訳です(日本で有機ELと呼ばれ、ここアメリカではOLEDと呼ばれているタイプです)。

つまり、私のやっている研究は、モノッッッスゴく平たく言うと、超小型のスイッチorigin.gifの研究です

しかし、このスイッチ、ちょっと変わっています。

最初に電気の通さないものの代名詞として、『ガラス』を引き合いに出しましたよね。

あれ、ぶっちゃけ、です。

確かに、おじいちゃんの知恵袋的な事を言うと、基本的にこの世の中のモノは透明だと電気を通しません

でも、これ、あくまで基本です。

ちょっとしたトリックを用いてやると、実は電気を通してしまうんです。



で、これが私の研究テーマです。

つまり、私が研究しているのはこの電気を通すガラス(で作ったスイッチ)って訳です。

これが実用化されると、色々な用途がある訳ですが、その一つが前述の薄型テレビ。



これ、韓国のメーカー、サムソンから出品されたものなんですが、ご覧の通りディスプレーそのものが透明です。

将来的にはすべて透明なパソコン、昼間ガラスが夜には明かりになったり、車のフロントガラスが大画面のテレビに変わったり、日常生活だけでも色々応用できます。
さらに紫外線をカットするだけでなく電力に変えるような事も可能ですし、逆に赤外線を出してモノを暖める事もできます。

まぁ、色々応用例はありますが、教授曰く、電子回路が透明になって初めて考えつく事ができたものってのが将来的に出てくる可能性もあるわけで(つまり、今は世の中に存在していないモノ)、一体どんなのに応用されていくのか、実は個人的にもちょっと楽しみにしている所です。



以上、簡単ながら私の仕事内容の説明でした。

機会があったら、今度はもう少し突っ込んだことを書いてみようかと思います。




ケン

2010年3月11日木曜日

バイクで手品?

昔バイクが大好きで、いつかは大型の免許を!と思いつつ、結局最後まで中型で走り回っていました:苦笑

バイクの魅力というのは色々上げればキリがありませんが、一番すごいと思うのは、その加速力。

もともと大型スポーツバイクの馬力は驚異的で、車重1kgあたり1馬力を超えるなんて事もしばしば。
同じ事を車で言うなら、仮に車重を1.5トンとすると、単純に1500馬力くらいに匹敵します。
簡単に言って、ジェット戦闘機並みの加速力ですね。


しかも世の中、速度制限はあっても、『加速度』制限ってないじゃないですか。
いくらでもバンバン加速して、法律上は全く問題ない訳です。



で、今度BMWから初めてスポーツタイプのバイクが出るらしいんですけど、キャッチフレーズはその加速力。


昔流行った食器やらボトルやらを並べたテーブルのテーブルクロスをパッと引いて、上に並んだ物を寸分動かさずにテーブルクロスを引き抜くという、トリック。
一番のキモはそのパッと引き抜く『勢い』なんですけど、それをバイクでやってしまうと...






けん

2010年3月3日水曜日

お買い得品-Macys

関西人の私はSale品に弱い。

結婚してからずっと欲しかったのが新しい掛け布団。5年前にオレゴンに来たときに「2年後はどこにいるか分からないし。」という理由でWalmartで$50ほどで買ったベットセットに付いてたぺったんこの布団をずるずる現在まで冬になれば毛布を足したりして使い続けてきた。

その5年の間に三十路を超え、結婚もした私は、いいものと安物の違いが分かる人間に成長してしまった・・・布団って奥深いですね。まず、本物の羽毛かポリエステルか。両者に利点欠点があって、最終的には好み。次に、あったかさのレベルが1から5くらいまである。選び方次第で値段に雲泥の差がつく。

Macysや通販を見ては買おうかな??と思い続けて一年が経ち、先週末、ついに 、買っちまいました。EugeneのMacysで。60% Offという破格なSaleにてMartha StewartのAllergy Wiseというポリエステルの布団に惹かれた私と健。最初に手にしたのは、健が「これならまきでも寒くならないよ」という恐ろしく重たくて、分厚い布団。「ほんまやね。」といいつつ、レジで待ってる間にあまりにも重く、「寝てる間に押しつぶされないやろか・・・」と心配になり店員さんに「こっち(明らかに薄くて快適っぽかった商品)とこれの違いってなんですか??」と聞くと、

「ああ、あなたの手にしてるやつは、敷布団よ」という答えが・・・。
ふ~、聞いてよかった。アメリカにも敷布団ってあったんですね。敷布団といってもベットの下に敷くみたいであんまり役目が私には理解できませんでしたが・・・
でも、気づかずに買ってたら毎晩「ねー、これ重くない??」「そっかな~。あったかいから仕方ないんじゃない?」「その割にはあったかくないような気が・・」「ね~肩こらない??」などという会話の日々になってたことでしょう。

で、その店員さんのアドバイスにより、薄いほうのComforter(掛け布団)を買うことに。次はサイズ選び。うちのベットはQueenサイズなんだけど、布団を体に巻きつけて寝たい私と健にとって、真冬は布団の取り合いが行われてるらしい(記憶の無い私)。で、私は勝ってるらしい(笑)。だから健はKingサイズの布団をかおーよ。って言い張るんですね~。でもKingサイズって尋常じゃないほどでかい。ころころに太ったアメリカ人夫婦が納まるくらいなんですから。。。あと、家にある、無印で買ってせっせと日本から持ってきた掛け布団カバーはQueenサイズ。「Kingサイズを更に買わなあかんやん~。」

「それに、でかすぎてもつれるよ~」と言い合ってたら、定員さんが「Martha Stewartのは大き目よ」とアドバイスを。で、Queen サイズで落ち着くことに。そして、店内を歩いていたら更なる発見を。なんと、このアメリカにも掛け布団カバーが売ってるやん!!アメリカって普通、掛け布団のカバーってなくって、シーツをベットと布団の間にいれて、シーツは洗うけど布団は洗わない。でも、シーツって結局掛け布団から外れて、カバーの無い掛け布団に絡まって寝てるのが現状で、洗濯がしょっちゅうできない点で私は好きではありませんでした。

で、気になる掛け布団カバーの値段は???$100以上!!うわ、日本並み~。今日買う掛け布団より高いやん。どうするよ。と話してたら、なんとクリアランスコーナーに一つ、私たちの買う予定の布団用のカバーが・・・。「40%オフって書いてるよ」という健。おお、それに決定!!

 最後にレジに行ったらさらに嬉しいお知らせが。
掛け布団は$200の60% OffからMacy's 会員ということで、さらに15%引きのなんと、$68に。
掛け布団カバーはなんと、「これは今日は$22よ」と。$120の40%だと思ってた私たちには、どう計算してもそうはならないけど、安いことには越したことない。さらに会員用の15%も引いてもらい$18に。

合計$86で布団と布団カバーを買った私たち。トータル割引額は$233だそうな。まあ、なんだかんだいって、寝具などは毎日のように40%Offとかになって、どれが定価が果てしなく分からなくなってるけど、ここまで安くなることは滅多にないし、それに偶然出会うことも少ない。とういことでとても得した気分になった日でありました。

今は新しい布団で快適に寝てます。昨日は10時間寝ました(笑)。

まき

2010年2月20日土曜日

仕事のこと

最近ね~、どうもセラピストを勘違いしてる人が世の中に多すぎというのを痛感します。

特に弁護士親権で揉めてる離婚した親
まあ、この2者はつながってるんですけどね・・・。だって、弁護士は親権について法廷で戦おうとしてる親が雇いますから。
私のセラピーの定義は「問題を抱えてる子供に対して内面のサポートを親と子供にすること」であって、つまり私のセッションで話された家族や個人の悩みは極秘

だけど、そんな安全であるはずのところで話した内容を武器にして法廷で戦おうとする人たち・・・。私は、虐待が絡んでない限り、一切お断りしてます。初回面談前からそれ系のにおいがする場合、「Custody Evaluatorという審判をやってくれる人がいるからその人をあたって下さい」って言うけど、それでも、あの手、この手を使ってくる親がいる。もちろん交わすけど。

そりゃさ、いまとなりゃ二度と会いたくないような元旦那、元妻のところに愛する子供が行ったり来たりするのが腹立たしいのは分かるけど、大人の勝手で離婚して苦しんでる子供のカウンセリングでの証言まで喧嘩の対象にするなよな~ 

今週はこれ系の電話や要望が立て続けに来たため、軽く切れてた私。それを同僚に吐いてたら「私は今年6回も呼ばれた」との返事が・・・・。まぢで???

ちなみに、今のところ、これ関係で法廷に呼ばれたことはない。これからも、蹴り散らし続けます。子供の心の平和のために!!かな??

まき

2010年2月17日水曜日

マキ的なこと

今週はオレゴン晴れてます。何ヶ月ぶりでしょうか???一年のうち半分以上は雨、もしくは曇りなので晴れると、何かしないといけない脅迫感に駆られます(笑)。後でお散歩にでも行こうかな?こんなに天気の悪い日が続いても、アメリカに住むならやっぱりオレゴン選ぶかな??

だって、水不足の心配なく、天災の心配もほとんどなく、アジア食品、料理が豊富で(普通のスーパーに味噌とか売ってるし)、魚も鮭とまぐろと、蟹は新鮮なのが問題なく買えるし。田舎に住むなら、ここがいいかな~。

冬は冬眠する私・・・。この前冬眠に飽きたって言ってたら、職場の友達がミシンを貸してくれました!今年久しぶりにいっぱい手紙やカードをもらったので、それを入れる手紙入れを作ろう!!って気合をいれてネットで研究したら、、、

ダイソーで100円で売ってるやんっ!!

一気に盛り下がりました・・・。だって、材料買うだけで1000円以上確実にするでしょ?しかも、デザインのセンスないし~。

ダイソーで見てきて~っておかんにメールしたら「こんな安モン買わずにセンスのあるものを作りなはれ」との返事が・・・。あのね~、私が作ったらダイソー以下になる可能性があるから頼んでるんじゃない~。。。

で、ミシンはとりあえず、一週間かけて、会社から家にたどり着きました・・・。駄目駄目ですね~。
あっ、でもケーキ作ったよ、今週末。バレンタインのね。日本のレシピをみたら、ケーキ型15cmでのレシピしかなく、私が持ってる型の一番小さいのは21cm・・・。少しぺたんこになるよ。と健にいうと猛烈に反対されたから、のせられて倍のレシピで作ることに・・・

 


いやいやいや、、、私たち、二人暮らしですから!!と思ったときにはもう遅し。
コーバラス村の皆さん、食べに来てくれてありがとう。

まき

2010年2月12日金曜日

オーガニック生活

オーガニック商品が簡単に手に入るここオレゴンで最近はまってることがあります。
それは、シャンプー作り。去年も作ってたんですけど、石鹸シャンプーなんでパサパサ感からしばらく経つと、しっとり感がある市販のシャンプーに戻ってってました。

で、今回チャレンジしたのが、ハーブシャンプー作り。
作り方は簡単。

1/4カップ オーガニックキャステール石鹸
1/4カップ 水
1/2小さじ オーガニックベジタブルオイル(私はJojoba oilを使いました)
2大さじ  オーガニックグリセリン
2大さじ  オーガニックドライハーブ もしくは、1/3カップ フレッシュハーブ

水以外のものはすべて私のお気に入りの下のサイトで手に入れました。結構安くて色んなものがあるから気に入ってます。ちなみに、このシャンプーのレシピもここで手に入れました。アメリカに住んでる限り、どこにでも似たようなサイトはあると思うけど、ここはEugeneにあるから、うちにはオーダーした翌日に届くのよね。

www.mountainroseherbs.com

本当はカモミールとかラベンダーで作りたかったけど、残念ながら今はシーズンではないらしく、ローズマリーで作りました。ローズマリーを入れっぱなしにしてると、シャンプーの注ぎ口からいっぱいローズマリーが出てきたので、2日の試行錯誤の結果、ローズマリーの役目はもう終わった。と勝手に判断してローズマリーとはおさらばしました(笑)

シャンプーとしては、やっぱり石鹸シャンプー独特のパサパサ感が最後に残るけど、石油を使ってないってことは私には、大切な要素です。なんていいながら、結局市販のリンスを使ってるんですが・・・
ちなみに、マウンテンローズのサイトでは、リンスはマヨネーズを奨励している・・・
さすがにそれは、まだ試してません。

次は掃除洗剤もオーガニック商品で作ろうかなと・・・。
ふふふ、もう原料は手に入ってます!!



まき

2010年2月3日水曜日

トヨタ in アメリカ

ちょっとラスベガス旅行記から外れて、最近のアメリカのニュースで思った事を書いてみます。


なんか、トヨタがエラいこっちゃになってます。


既に株価はリコール発表後20%も暴落していて、リコール台数はトータルで600万台にも上るとか、アメリカの交通省長官(Secretary of Transportation)が、『私のアドバイスとしては、リコール対象車に乗っているなら(今すぐ)乗るのを止めて、ディーラーに持っていく事だ』なんて議会の委員会で言ってしまったせいで、投資家が一気にトヨタから手を引いたとか、しかもトヨタの反応は最悪で、ほとんどオーナーの疑問に何も答えていないとか。


中にはワシントン・ポストに怒りのコメントを投稿するオーナーも


更にエコ旗艦車、プリウスまで大量の苦情が寄せられているとか




こりゃ、一大事ですわな。






もう、みんなトヨタに乗らないんでは?




っつうか、かくいう私も、ちょっと次の車はホンダにしようかとか、真剣に考え始めましたよ:苦笑




でも、今乗ってる車(Scion tC)、買い手はいるのかなぁ...




けん

2010年1月24日日曜日

ラスベガス旅行記その6

マキからとっとと片付けてくれと、無言の圧力がかかっていますが、なるべく気にせず6日目に入ります:笑

少し朝はゆったり過ごし、その後は再び例のチケット屋へ。
このチケット屋さん、説明し忘れていましたが地元ラスベガスのいわゆる格安チケット屋で、劇場やブローカーなどからショー前日までに売れずに残ったチケットを、大幅な値引きで売りさばいており、その値引率は大きいときは50%を超えます。
ショーだけでなくディナーも手がけており、店の前にあるディスプレーに表示されるそのリストは、かなりの長さです(ちなみにオール・アクセス・エンターテイメントと言う別のお店もあります)。
毎日朝の9時30分にその日(もしくは翌日)の購入可能なショーが提示され、10時から開店します。
当然のように元々売れ残りのチケットなので、人気のあるショーでいい席のチケットは当初から枚数がかなり制限されている関係もあって、通常は店の前に開店30分くらい前からはお客が列を作っています。
でも、2回目利用の場合はVIPチケットなる裏から通してもらえるものがもらえるため、列に並ぶ必要はありません。
前回2回にわたって別のショーを購入していた私たち(って言うか、両方ともマキちゃんがやっててくれたんですけど:苦笑)は当然、このVIPルートで。

2日ほど前にもう一つショーを見ようと話をし始めた当初はシルク・ド・ソレイユの『O』が一番人気で、なおかつガイドブックでも評価が高かったために候補だったのですが、我々の残り2日共に休業日に当たっていた為に断念。
代わりにもう一つのシルク・ド・ソレイユ、『Ka』に的を絞っていました。
ところがチケット屋さんに出かけて話を聞いたところ、なんとも残念な事にチケットが出ていないとの話。

チケットがなければ話にもなりません。かといって他に見たいショーが特段ある訳でもないのに、時間だけはある(この日を含めて2日)のでどうしようかと考えあぐねいていると、お店の人が2つ代わりのショーを薦めてきました。
一つはV - アルティメット・バラエティ・ショーというもので、詳細はよく覚えていませんが、名前の通りいろんなもんが次から次へと出てくる...ってな感じだったと思います。
もう一つは『祭』というショーで、日本から来た人たちが期間限定でおこなっているアクロバティックなショーだそうです。
店の人の説明だと、シルク・ド・ソレイユの華やかさを引いて速度を倍速にした感じだそうで、何でもその人の上司は、店員向けに出る売れ残りチケットからそればかりを選んで15回は見に行ったとか(まぁ、何事にも大げさなアメリカ人の言う事なんで、話1割程度で...)。

値段もかなり安く、VIP席でもわずか$10高いだけの$50程度だったため、こちらのショーを見る事に決めてチケットを購入。その後、会場となるインペリアル・パレスへチケットの交換に出かけました。

インペリアル・パレスは丁度シーザース・パレスのストリップを挟んで向かい側にあるホテルで、正面になんちゃって五重塔が組み込まれた、正直、かなりうさん臭〜い作りのホテルです。
前に来たときにこんなのが立っていた記憶がないので、おそらくここ4、5年の間に増築されたもんではないでしょうか。
いくら客の目を引くインパクトが欲しいとはいえ、これはちょっと悪い方向へやり過ぎでは。

中も結構年季が入っており、ストリップ沿いのホテルなのに、どことなーくダウンタウンの香り(マキの例えだと『有馬温泉のような雰囲気』)を漂わせています。

ショーのボックスオフィスは入って結構奥の方でしたが、難なく見つける事ができました。チケット引き換え後は、前日に行ってみようとして行けなかったベラージォのモールへ。

今やラスベガスを代表するホテルと言っても過言ではない所だけあって、ここはかなりいい雰囲気でした。


何よりすごかったのは、クリスマス限定のデコレーション。
一体いくらかけたのか知りませんが、かなり大掛かりで、特に圧巻だったのは入り口奥手にある大きなクリスマス・ツリー(左の写真)。
屋内だというのを忘れさせてくれるぐらいのサイズです。


他にもモールの奥には世界最大とギネス認定をされたチョコレートの滝があり、その近くには中庭を見渡せる大きな窓と、その脇に座り心地の良さそうな椅子と机が、いくつも並ぶ雰囲気のいい廊下がありました。

後でこの廊下でお茶をしながら二人で本を読んだんですが、それは後で再び紹介するとして、一通り見終えた後は新しくできたというシティ・センターへ。

初日に実はこのシティ・センターのすぐ近くを歩いて通っていたんですが、中に足を踏み入れる機会がありませんでした。
表から見た感じだと、どことなーく東京の品川辺りを思い出させる感じのガラス張りの高層ビルで、エッフェル塔やら海賊船やら五重塔やら、かなりいい意味でも悪い意味でも個性的な建物が乱立するストリップにあって妙な無機質さを醸し出しています。
たしかこのシティ・センターがオープンしたのは、私たちが到着した日からさかのぼる事わずかに数週間だったようで、一部はまだ工事中でした。
ラスベガスという華やかな街の空気を反映して、シティ・センターという堅苦しい肩書きながら、その実態は高級ブティックの並ぶショッピングモールとホテル、コンドミニアムにカジノが入る、一大エンターテイメント・センターです。
ベラージォからは歩いていく必要はなく、トラムと呼ばれるモノレールのような乗り物で、途中駅にて下車するとたどり着けます(トラムはベラージォとモンテカルロを結んでいます)。

駅からして、なんとなーく近未来的な造りをしていて、トラムに乗るあたりから期待していたんですが、降りてみてちょっとがっかり。

確かに近未来的な香りのする、いわゆるコンテンポラリー・アート的な内装なんですが、とにかく雰囲気がない。
簡単に言えば、80年代に思い描いた21世紀の街という感じでしょうかね(右の写真)。
白くシンプルなランダムに凹凸を繰り返す壁、その間を雑味どころか味気すらない無機質なガラスと金属の板が埋めています。
案内も人ではなく、タッチパネル式のコンピューターが配置されています。

しかも建物の構造が非常に悪い。

あちこちに何もない単なる行き止まりがあり、『何があるのかな〜』とか楽しみにして歩いていったのに、ただの徒労に終わる事も結構ありました。

ベラージォやベネチアンが中世の雰囲気を醸し出してにぎやかな印象でしたが、ここは打って変わってコンピューターの合成音声と足音すらコツコツと響いてきそうな回廊から、非常に冷たい印象を受けました。

何はともあれ、残念な物をいくら眺めていても仕方ないし、なにより少しおなかもすいてきたので一度ホテルへ戻り、部屋で簡単な昼食を取る事に。

昼食後、ショーまで時間もあったので、それまで少しのんびり過ごそうとホテルのプールへ(左の写真)。

冬という事もあって、プールに入っている人などほとんど皆無でしたが、日差しは強くて服を着ているとポカポカとしてきて結構気持ちはいい感じでした。
で、プールサイドで少し横になって、二人そろって本を読み始めたんですが、私はわずか数分にて睡魔に無条件降伏、シャット・ダウン。

その後どれくらいいたかはよく覚えていませんが、気がつくと日が少し弱まって風が強くなり、少し肌寒い感じになっていました。

で、前にも書きましたが、マキは寒いのが大の苦手。
すぐさま移動しようと言う運びになりました。


しかしショーまではまだちょっと時間があります。
そこで上で紹介したベラージォのちょっと雰囲気のいい廊下で(右下の写真)、お茶でも飲みながらまた本でも読もうという話になり、再びベラージォまで行く事にしました。

しばらくそこにとどまって本を読んだ後、時間を見計らってインペリアル・パレスへ移動し、例のショー、『祭』を鑑賞。

VIP席とはなっていましたが、やっぱり$10程度の違いでは大きな差は望めなかったようで、ごく普通のテーブルに、他のお客と相席となっていました。

ショーは出だしに、ちょっと無理に日本っぽさを押し出そうとした所があってか、ゾゾゾッ!と感じた所がありましたが、確かにテンポ良くアクロバティックな出し物がスイスイと進んでいく感じ。
ただ私たちが、わずか3日前にシルク・ド・ソレイユのミステイアを観てしまっていた事もあって、どうしても衣装や音楽などで比較してしまい、演出の華やかさに関してかなり見劣りする感じは否めませんでした。
なにより振り付けが、どことなーく日本のアイドル歌手のバックダンサーを思い出させる、ちょっと安っぽい感じ。
でも、マキとも話したんですが、これは私らが昔から紅白やらレコード大賞やらを見てきたせいで、日本の文化自体を知らないアメリカ人からしてみれば、かなり新鮮だったのかもしれません。

総合して、値段相応の満足度ではありました。

この後は、マキコさんお待ちかねの日本食レストラン、へ。

このレストラン、マキが例のガイドブックで完全に魅入られてしまった所なんですけど、私個人的には、実際行って食べるまでは半信半疑でした。
しかもかなり小さなレストランで、特にガイドブックには書いてなかったんですが、予約を入れないと席の方が確保できないっぽく、実は前日に一度行こうとして断念していました。

場所は前に来たベトナム料理屋の近くでしたが、ガイドブックやインターネットでしっかり場所を下調べして行ったのにも関わらず、案の定、そのサイズからどこにあるのかよくわからなくて、再び電話するハメに。


ちなみにガイドブックでは、ラスベガスの新興高級ホテル・アンコールの総料理長、ジェット・ティラがべた褒めしており、曰く日本国外で食べた日本食ではベストとの事。
しかし、一流ホテルのトップ・シェフとはいえ、所詮は甘みで舌が麻痺するようなケーキをむさぼってる国の人の話。
大した参考にもなるめぇ、なんて高をくくっていたんですけど、頼んで出てきた料理の最初の一口目で一気にそんな傲慢な気分も吹き飛びました。


とにかく、旨い

他に形容のしようがありません。


頼んだ物は結構ありきたりなんですけど、一品一品しっかり作り込まれています。
串焼きはしっかり炭の香りがして、脂はしつこくない程度にしっかり落とされていますし、おでんは恐ろしく良く煮込んであり、汁はだしの風味がしっかり鼻と舌に残ります。
特に揚げ出し豆腐が最高で、一口で口どころか顔が溶けました。
ホントは揚げ出し豆腐をもう一つお代りしたかったんですけど(って言うか、実は内心、これだけ腹一杯食いたいと思ったんですが...)、他にもおいしそうなメニューが山ほどあって、これだけで終わらせてはもったいないと、マキに言われて思いとどまりました。

材料にも恐ろしいこだわりがあるようで、すべての海産物は東京近郊からの直輸入で、牛肉はアメリカで育てられたレプリカ神戸牛じゃなくて、正真正銘の神戸の神戸牛だそうです。
前述の揚げ出し豆腐は、実は豆腐自体がこの店のシェフお手製の物だとか。
テーブルに置かれている塩も抹茶塩を使っているそうです。

食事中、何度も『しあわせやね〜』と言うマキの表情が、ホントにすべてを物語ってました:笑

結局予算は日本のちょっと高めの居酒屋で飲んだときと同じくらいの値段でしたが、満足度は口では言い表せません。

ここはうちらのおすすめなんてレベルじゃありません。
ラスベガスに来たなら絶対シルク・ド・ソレイユを観て楽に行くべし!

行きはバスで来たんですが、帰りのバスの時間を気にして至福の時間を台無しにしたくなかったので、帰りはタクシーを呼んでもらってホテルまで。

その帰りのタクシーの中、運転手に『何度もここに呼ばれて客を拾いに来たけど、入った事はない。どうだった?』と聞かれ、早速宣伝しておきました:笑

次にくるときには、予約すらとれないような人気店になってるやも。




続く?ってか、続かせて...  けん



p.s.

回を重ねるごとに、どんどん長くなっていってる気が...