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2010年10月29日金曜日

最後にたどり着くのは、やはり、、、

裸族!!

なんのことかといいますと、これです。

ちょっと派手な、なおちゃんのパンツ(布おむつ)です。
そう、我が家では、なおちゃんは布オムツなんです。
いや、布オムツって言っても、「えら~い!!」って言われるような昔ながらの布オムツではなく、最新型の濡れても感じないという最新式の布おむつ(じゃ、意味ないって??)

人口5万人で赤ちゃん服を買うのにも苦労するCorvallis村なのに、なぜか最近できた布オムツの専門店ウィーバンズ。 http://www.weebunz.com/index.php
ベビーシャワーでお古の布オムツをもらい、それが何なのかを教えてもらうために出産前に見に行ったところ、店のなかは布オムツのショーウィンドー。ああやって並べられて、良さを押されるとついつい買ってしまったってわけです。

今では、ちょっとしたオムツ通かも(うそです)。
写真に写ってるハデハデパンツはポケットダイパーと呼ばれており、オムツの形は使い捨てオムツと一緒で中は通気性のいい素材でできてます。その「中」の内側に吸収性のいいライナーを入れておしっこやうんちを吸収するという仕組みになってるわけです。さらに、私の買ったbumGeniushttp://www.bumgenius.com/index.phpは成長と共にサイズ変更が可能なので、紙おむつのように買い換える必要なし!

一応、昔ながらのおむつも買ってみました。ここではthree foldといい、とっても吸収性がよく、濡れたらすぐ分かるコットンの一枚の布を3つに折って股にはさみ、おむつの形を作ってクリップをして、最後にもれないようにカバーをする。というやつ。bumGeniusはさすがに最初はなおちゃんにでかかったので生後2週間で試してみたところ、なおちゃんが背中に汗をかく。すぐにかく。服やソファーをぬらすほどかく。なんでやろ~とお店に電話したら、もっと通気性のいいカバーもあるわよ。と薦められ、またお店に行きます。と言った後知った事実。それは、汗ではなく


おしっこでした。

紙おむつでも3時間もすれば漏れてくるほどの大量のおしっこ。うんちの頻度も高い。おとついは夜のおむつの集計で(布だからこそできる)6枚うんち、1枚おしっこでした。まあ、最近ではこの日は例外的に多かったですけどね。


で、昔からのオムツだと恐らく15分に一度は替えないといけないだろう。ということで、現在ではそのおむつはオムツ換えの時におしっこ・うんこを飛ばされないよう矛として使われております。

最近はbunGeniusを更に購入し昼間はポケットダイパーで、夜は紙おむつにしてます。別に紙おむつにする必要はないんだけど、いっぱいあるからバラエティーがあっていいかな?と。それと、外出時も今のところ紙おむつ。を繰り返して数週間・・・。

ほぼ3年ずっとつけてるもんやし、紙より布、と最初は思ってたけど、2時間おきくらいには換えないといけないこの面倒くささ。しかも、返り血を浴びることが多く、着替えまでついてくる。その上、本人はおお泣き・・・。これを2年続けるのか~とげんなりしてたところ、昔、友達の奥さんが1歳弱くらいの子供が「トイレに行きたいとき教えてくれる」というびっくりなことを言ってたのを思い出した。その友達に問い合わせてて知ったElimination Communicationというオムツなし教育。

日本では「やりちょうず」と言われており、なんでも、生後数ヶ月からおまるで排泄させるらしい・・・。まだあまりリサーチはしてないけど、ネットで見てる限り、こどもはほぼすっぽんぽんで過ごすらしい。各部屋におまるを置いて、おしっこがしたそうにしてるときにはそれをさっとおしりに置く。確かに、子供の「でる!」っていう合図から出るまでって2秒くらいしかないやろうから、でる!!って合図されてからキャッチするにはすっぽんぽんじゃないと間に合いませんな。

まあ、結果的にはそっちも大変だそうで・・・。さすがにこれからは冬なんで、すっぽんぽんは無理やけど、少しだけならやってみようかな??ということで、おまる購入!! 結局使わなくてもいずれいるからいいか。

で、話はそれますが・・・
記録的な冷夏だったCorvallis村。私の今年のトマトはおそらく半分以上、青いままで収穫する結果となりました。こちらの食べ方も日々研究中。おとついはフライに、昨日は味噌いため。結構いけてます。でも、これ以上のレシピ見当たらないです。試してみたい人、取りに来てください!

2010年10月20日水曜日

瞬く間に一ヶ月

2日前でなおちゃんが一ヶ月になりました。
瞬く間に過ぎたこの一ヶ月。まだまだ親になった実感がありません。ひたすら、あやして、ご飯あげて、オムツ替えて、気が付いたら一ヶ月。一週目は、あかちゃんの取扱説明書を読みまくって終了。2週目は生活のリズムを作ることで終了。3週目は私の試験、4週目はカメラマンになおちゃんを撮ってもらって終了。

な~んにも考えなくていい赤ちゃんに戻りたい!って思ったことあったけど、赤ちゃんは赤ちゃんで大変なことが判明。ゲップとおならが出なかったとき、お風呂に入るとき、「殺される!!」といわんばかりの泣き方をする。昔飼ってたねこのミミちゃんも生まれてしばらくしてからお風呂に入れると同じように泣いたから、その後死ぬまで20年以上、お風呂に入ることは無かった・・・

でもさすがになおちゃんを20年以上お風呂にいれないと、友達ができなくなる。だから、ごめんね~と言いながら入れ続けると、大分慣れてきたようで、最近はお風呂から出るまでは泣かなくなった。多分、寒かったんやと思う。じゃあ、電気あんかでも買おうかな。ゲップとおならにも慣れたようです。


それと、最近やっとあかちゃんの本を読むことができるようになりました。子供にとって大切なことはattachmentだと信じてる私。日本語で言うと愛着でしょうか??私の好きな本'The Baby Book' by Searsからの抜粋で、親が目指すべき3つの目標は
1. to know your child (自分の子供を知ること)
2. to help your child feel right (子供が正しい感情を持てるよう手助けをすること)
3. to enjoy parenting (親になることを楽しむこと)

シンプルでいいね~。シンプルだけど、大変だな。

さて、最近私と健はなおちゃん語が大分わかるようになりました。
なおちゃんが
エヘヘ、エヘヘ、ウリャッウリャッウリャッ
って泣くときは、お腹がすいた。暇だから遊んで・一人にしないで。寝たいけど寝付けない。のどれか。おしめを代えるときも、こうやって泣きます。ウリャッウリャッて泣き方にかなり笑える。

お腹が空いてる時は、 それに加えて口を大きく開けて、頭を左右に振り、
ハアハアハアッ!!と胸元をさぐる。このしぐさは健に対してもやる。健に「一度乳首なめさせてあげたら落ち着くかもよ?」と言ってるのに、硬く断られてる。なんで??もしかしたら、育児に改革を起こすかもしれないのに。パパにも出来る授乳!!って(笑)

気に入らないことがあった時は
ムキュー!!と一言。
抱っこの仕方が気に入らないとき、お食事中の邪魔がはいるときなどこの泣き方をします。時々、夢の中でも言ってます。どんな夢を見てるのやら??是非、おっぱい飲んでる夢を見て、一回飲んだことにしてもらいたい・・・



で、5週目の今週はポートランドの大使館に出生届けを出しに行きます。
最近、スーパーとかで見かける5歳くらいの子供を見て、たったあんだけになるのに後5年もかかるの??あそこまでたどり着くのにあと何千回のおむつを替えて、ご 飯あげで、お風呂に入れないといけないのだろう??と思うと、子供に不幸があった時の親の悲しい気持ちが恐ろしいほど分かってしまうようになりました。か~、歳だねぇ

2010年10月16日土曜日

親ばかアクション その1

ケンです。

最近のナオちゃんの写真をちょっと上げたくて、ブログをアップします。

まず、顔を隠すナオちゃん。



このまま爆睡しておりました...



そして看護婦さんから習った巻き方でブランケットを巻いてみたナオちゃん。



マキ曰く、このままデパート辺りで商品棚に並んでそうな感じだそうで...笑




最後にマキの友達が送ってくれた子供用のスーツケースを運ぶ...



...



...じゃなくて、スーツケースで運ばれるナオちゃん。




しかもモノッスゴい仏頂面。



赤いよだれかけ掛けたら、なんとなーくお地蔵さんに似てるような気がしなくも...


っと、ま、親ばかぶりを見事に露呈するような、どうでもいい写真アップ4連発でした:笑

2010年10月5日火曜日

哺乳瓶デビュー

ここアメリカでは、母乳の赤ちゃんに対して哺乳瓶やおしゃぶりをあげるのは、数週間してから。とあちこちで言われます。理由は本物の乳首より、哺乳瓶の乳首やおしゃぶりのほうが良く出来ているらしく、'nipple confusion'という、ようは最終的に本物の乳首を選ばなくなるから。らしい。
ただ、この子、2~3時間おきにおっぱいが必要で、破水した日から一度の睡眠は寝れて2時間。そろそろ、がっつり寝たいと思ってた今日この頃。

昨日はなおちゃんの2週間検診でした。
めちゃくちゃ楽しみにしてたのは私。理由は、体重が生まれたときに戻ってたら哺乳瓶開始しても大丈夫。と黄疸の診断を受けたときに言われたから。体重は6パウンド9オウンスから7パウンド2オウンスにアップ!!

やった~

早速、家に帰っておっばい搾乳機でおっぱいを絞って夜は健にあげてもらう。と企て、病院で言われてた必要な60mlを目指す。これが、大変。だって、2時間おきにおっぱいを欲しがる=一時間しかアキが無い。その間にさすがに予備のおっぱいなんて溜まりにくい。結局50mlほど集め、9時過ぎまでたっぷりと授乳をし、床に就いたのでした・・・

で、いつもの泣き声「うりゃっうりゃっ」で起こされる。お~、ちゃんとベビーベットで今までちゃんと静かに寝てたのね。今日は一回スキップしてるから今は夜中の2時か3時かな??と思って起きて時計を見ると、

12時やんっ!!!
 いつもと一緒やん!!

なんでや~、なんでや~と思いつつ、結局いつも通り、何度も起こされ朝を迎え、健に聞いてみた。

すると、哺乳瓶では飲んだらしい。

だけど、私が寝た後30分もしないうちに、5分ほどで飲み干したらしい(汗)
お、おめ~りゃ、わたしゃの苦労の結晶を食事ではなく、スナックとして利用したな~

結局、なおちゃんは飲み干した後も2時間泣きっ放しだったらしい。健の夜はなおちゃんをあやすだけで終わった挙句、哺乳瓶を用意している間にワインを落として割ったらしい・・・。う~ん、睡眠不足はいややけど、そっちも嫌やな・・・。

なおちゃんを一発で泣き止ませる方法は今のところ、おっぱいにしゃぶりつくしかない。次に効くのは、健が音楽に合わせて一緒に踊ってあげること。でも眠りにまでは至らない。おしゃぶりをあげたら、吐く。バウンサーやスイングに乗ってもこんな感じ。


まるで「そんな子供だましにあたしゃだまされるモンですか」といわんばかりの行動。
完璧な本物志向である・・・

2010年10月1日金曜日

出産後の病院ステイ

出産の後の病院でのお話です。

日本では出産後、一週間病院にいれるようですが、ここではたったの2日。病院に入った日から2日なら、明日にはでないといけないの??と看護婦さんに聞くと、出産後2日よ。といわれ、安心した私と健。 LDRの部屋から違う部屋に移動するはずでしたが、移動先の部屋が空いてないからしばらく出産をした部屋にいることに。

朝7時になおちゃんが生まれて、しばらくぼ~っとして、Bradleyのお勧めのオレンジジュースを飲み、すごくお腹が空いてることに気づき、朝ごはんをオーダー。メニューはすべてアメリカ食でしたが、許容範囲内でした(これ、とっても大事)。食事は朝7時から夜7時までいつでもオーダーでき、全部ルームサービス。これは楽チンでした。

朝食後、しばらく寝て、健がなおちゃんを洗うことに。
私も参加したかったけど、立った瞬間に「くらっ」と来たので、ベッドから見学。ここでは、へその緒が取れるまでスポンジバスといい、体を拭くだけ。なおちゃんはどうやら体を拭かれるという行為がお気に召さないらしく、泣きっぱなしでした。

そんなことをしてる間にあっという間に昼ごはん。2時間前に食べたよね??と思いつつ、昨日晩御飯を抜いたお陰で二人ともまだまだ食べれる。私の血圧が低いらしく、いっぱい食べて飲むことを薦められました。食事の後、新しい部屋に移動。一人で立ち上がることを辞めたほうがいいと言われ、人生で初めて車椅子を使って移動しました。

新しい部屋に移ってすぐ、ともみちゃんがたくさんの薔薇を持ってなおちゃんに会いに来てくれました(あれ、写真がない)。その後は、部屋にあるケーブルテレビで久々に最近見れなかった番組たちを見て(経費削減のためトラベルチャンネルとかが見れない我が家・・・)ゆっくりと過ごし、なおちゃんもよく寝てくれて、シアワセ~だったのは朝の5時まで。なおちゃんの苦しそうな鼻息と泣き声で起こされました。

鼻が詰まってたみたいで、色んな看護婦さんに見てもらいましたが、生まれてすぐはよくある症状で顔が青くなってこない限り大丈夫と言われ、鼻を温めてみたり、色々試してると朝になってた・・・。げっっ、これが、子育てというものなのね(汗) 

翌日もたくさんの看護婦さんが何度も来て、授乳やあやし方のアドバイスをしてくれました。皆、違うアドバイスをしてくれたので、バラエティーが豊富でよかったです。

この日のうちに更に2組の友達がお祝いを持ってなおちゃんに会いにきてくれました。

なおちゃんが生まれたのは土曜日。その3日後に試験を受けて、帰りになおちゃんの足らないものを買って帰ってこようとしてた私たちにとって、微妙に足らな いものがありました。シーツとか、ブランケットとか。それを知ってたかのように全部持ってきてくれたPamelaとTim(っていうか、ベビーベッドを買ってくれたのもこの人たち)。最近出産した友達は、さまざまな便利グッズ を持ってきてくれました。感謝、感謝。

面会の合間にはジャグジーでリラックス。日本では入浴は避けるように言われるみたいだけど、ここはOK。逆に薦められる。私は自分に都合のいいほうを信じるタイプ。ツアーに来たときにここのジャグジーの綺麗さを知ってたので、しっかりこの日と、退院の翌日の2回、利用しときました。
私が、ジャグジーの快適さを実感しているあいだに、健はなおちゃんがロッキングチェアー好きのことを発見。
なおちゃんをあやすマスターになってきてる健。なおちゃんが泣くと、健のところにバトーンターッチ!!

で、あっという間に夜。ここは、なぜか夜中12時になおちゃんの検診をする。今日の晩は、黄疸の検査。見事にひっかかり、血液検査をすることに。足の裏からピアスをあける機械のようなもので、カチャっと足に穴を開けられ、そこから血を採る。カチャっという音と同時に「ウギャッ」と声をあげ、それからなき続けたなおちゃん。ごめんよ~。それだけは助けてあげられくて~。でも、終わるとすぐに泣き止んでました。

あっという間にまた朝。今日は12時に退院。はやっ。まだ心の準備が・・・。でもしっかりまたジャグジーに入り、健と私は早めにランチを食べ、最後の最後まで満喫しました。最後の仕事はなおちゃんをカーシートに乗せてチェックしてもらうこと。すっげーちいさいシートベルト付きでちっちゃいなおちゃんでもなんとかなった。ってところで、昨夜の注射以上のおお泣きが始まった・・・。これもまた、友達にお祝いで用意してもらった、絶対自分では買えなかった高級なカーシート。何がお気に召さないのか、ぎゃーぎゃー泣きながらの退院。車の中では少し落ち着きましたが・・・。でもこんな感じ。


たった3泊4日の病院生活だったのに、いざ、病院を出てると、めっちゃくちゃ長い間遠いところに居た気がしました。病院から家までのたった5分の間、なんか不思議な気分になり、家に着くとさらに不思議な気分。家の中は、試験のための勉強道具がいろんなところに散らばっており、「そういや、そんなこともしようとしてたな・・・」くらいに気持ちが変化しており、とっとと片付けて、なおちゃんグッズを倉庫から引っ張り出してきて、洗濯して、気づいたら夕飯。

夕飯も、またPamelaとTimが持ってきてくれました。しかも、ロッキングチェアーまで「家に使ってないのがあるから貸してあげるよ」と持ってきてくれました。また後日、友達のヘルプに関しては書きますが、本当に2,3ヶ月前からこのように、いろんな友人たちに助けられてここまでやってきました。日本での友達からのお祝いっていえば、必需品ではなく、プラスアルファーの高級品を送るイメージがあるのですが、アメリカでは、必需品を皆が揃えてくれます。晩御飯からベッドまで。今の私たちには、いろんな意味で必需品を用意してくれた友達にとても感謝です。