ページ

2012年1月20日金曜日

小さな事件

ケンです。


ご無沙汰してました。
なんせ色々と忙しいもんで、ここにコメント寄せる暇も余裕もありませんでした。
申し訳ない。
けど、これからもまたしばらくは余裕なさそうです。

すんません。




...とま、誰も気にもしてないであろう、いい訳もどきの前置きはさておき、ちょっとしたうちの事件を報告しておきます。

実はこの前3週間ぶりに日本から帰ってきたとき、うちのアパート、何者かに侵入されていました。
別に大した物的被害は受けていません(米袋とジャガイモ一個です)。

でもそれ以上にいたかったのが、衛生面。

そいつは土足で人の家に入り込みやがったというだけでなく、ホームレスでおそらく生まれてから風呂に入った事すらありません。

まさにリアル・バイキンマンです。

バクテリアや病原菌というものに人一倍敏感な(更にうちにはナオミんという幼児までいますしね)マキが取り乱したのは言うまでもありません。


で、しかもこの侵入者、ソファーの近辺や上でかなりくつろいだらしく、そこらにあからさまな『痕跡』を残してくれていました。

...まぁ、食べたら自然と出る、『あれ』ですね。

当然リビング全体をひっくり返しての大掃除&消毒になったのは、想像に難くないと思います。

その後アパートの大家さんを呼んで、対策を協議。
ざっと見てみた感じ、どうも何度も荒らされたようではないので、とりあえず『しかけ』をして、経緯を見守る事にしました。


しかし不思議なのはその侵入経路です。

どこを探しても、入って来れそうな場所はありません。
ドアに隙間はありませんし、窓もしっかり閉まっています。
壁に穴はあけられてませんし、床にだってそんな通り抜けられるような隙間は見当たりません。
とりあえず、日本帰国中に水道線が氷結するのを危惧した大家さんに頼まれて開けていた流し台の下の扉と、なぜか少し開いていた米の入っている押し入れの扉を閉めました。


幸か不幸か、その後この侵入者が再び現れる事はありませんでした。




...2日前までは。


そう、こいつ、またどこからともなくリビングに現れ、そしてうちらが寝ている間にソファー近辺でパーティーしてやがったっぽいんです。

再びリビングの大掃除&消毒となりました。


...しかも今回は、マキだけで。


しかし、どこにも出入り口は見当たりません。
そうなると、どうもこの野郎、前回のうちらのチェックで退路を断たれたどーだかそんな感じで、その後それを言い訳に、そのままうちに居候を決め込んでいたとしか思えません。



何はともあれ、私が帰宅したときには、もう自分の家だかどうだか見間違う位の綺麗さになっており、部屋には消毒薬の臭いが充満していました。


が!


そんなマキの努力を踏みにじるかのように、ソファーの横にある電灯の下に、ポツンとまたヤツの『痕跡』が...

まるで、『な〜にやっても無駄だぜぇ、とっつぁ〜ん(山田康雄風)』とでも言いたいかのよう。


これにはマキもキレました(っつーか、既に十二分にリミット超えしてましたが)


友達の家から車で帰って来る途中に近くの雑貨チェーンで『罠』を買い、それをヤツのパーティー会場近くにセット。

今度は『しかけ』なんて悠長なもんではありません。

ヤツが触れて、この罠が動きさえすれば一発で処刑する代物です。



しかも念を入れて二重に


そしてそのままうちらは就寝。



で、翌朝。



うちらにとっては何も変わらぬ朝。
私もいつものようにベッドで電話でニュースをちら見した後、アクビをしながらリビングへ。

そこで私が目撃したものは...




哀れ、変わり果てたヤツの姿でした。

恐らく昨日もまた、何食わぬ顔でソファーの辺りに陣取り、パーティー三昧といこうとしたんでしょう。
ソファーの上でテレビでもみながら食ったろうと思っていたピーナッツに、まさかこんなゴッツい罠がしかけてあろうとは、これっぽっちも思わなかったんでしょうね。

高々1ビン3ドルのピーナッツバター一欠けの為に、はるばる三途の川まで渡る事になるとは。
せめて高めのフォンティーナチーズあたり抱きしめたかったわって、ちょっと目もどことなく、恨めしそう。



何はともあれ、これで不法侵入&居候の問題は解決です(ヤツにルームメートがいなければ)


ですが、こいつの侵入経路が未だに不明なのが、気がかりです。
口コミで、居心地の良さがコミュニティーに広がってなければいいんですがね。





大挙してこられた暁には、今度はうちらがホームレス確定ですから...

0 件のコメント:

コメントを投稿