ページ

2014年3月22日土曜日

なおみんのこと

最近のなおみんは、夏の一時期に比べて角が取れて、言葉も達者になり、だいぶん可愛らしいなおみんになってきました。

なおみんは七時に起きて、トイレ行って、ご飯食べて、着替えて八時に幼稚園に行くため、車に乗る。

って書くと、とてもスムーズだが、i-phoneを見たり、恐竜のフィギュアを並べて遊んだり、はさみとのりでクラフトをすると騒いだり、まあまあ、車に乗るまでは闘いであったりする。ひたすら、「今」のみを生きているなおみんの意見はころころ変わるから、相手にしないようにしてるけど、'I don't want to ___' が始まると、どっと疲れがでるときがある。実際、本気で嫌だったことはなく、例えば、友達の家に行くのがいやっと言っても実際に行くと、めちゃくちゃ楽しんだ上、次は帰るのが嫌なのである。


最近は幼稚園に着いたら、とっとと友達のところに行ってしまい、バイバイも言わなくなった。今までは永遠の別れのようにキスしてハグして窓から手を振ってたのに。幼稚園では相変わらずボスをきどってるようで(もちろん、同い年の子のみ)、思い通りにならないと、押したり、噛んだりということもでてきたようで・・・。寛大な幼稚園でよかった~。と思いつつ、少しずつ対策をなおみんと練ろうと話をしてる最中です。落ち着いてるときは、押したりしちゃダメってわかってることは分かったので、少し安心。あとは、きーーーーってなった時、どうするか。


っていう文章を書いて一か月が経ちました

一か月でまた微妙に変わるね。リオナほど身体的な変化はないけど、やっぱり子供ってころころ変わるなあ。この一か月、ほぼ毎日幼稚園行って、帰りにこよの家に寄って、夕方寝て。という日々を過ごしてきました。

なおみんの最近の大きな変化。人見知りが減ってきたこと。
皆でDizzy Castleという大きいジャングルジムなどがあるインドアプレーパークに行ったんだけど、これまた、ママ、ママって言われて私はママ友と遊ぶことはできないんだろうな?と思ってたところ、なんと、一人でちびっこエリアに入って、そこで知り合った小さい子と一緒に滑り台をして遊びだしたのでした。わー、ママ楽ちん。なおみん、大喜び。少し呼び出されたこともあったけど、結局、皆が帰った後もずーっとずーっと好きなエリアにはりついて、そこで新しい友達を作って遊びつづけてました。初めて、入場料の元をとった!って気がしたわ。

そして、幼稚園での出来事。幼稚園にサッカー教室がくるという案内が一か月ほど前に来たのですが、「なおみんは、ちょっと幼稚すぎて無理です、きっと参加しないでしょうし」と先生にメールを出して終わってました。で、今週の月曜日のお迎えの時間に体験教室をやってたらしく、コーチが子供を引き連れて走ったりドリブルしたりしてる姿が二階から見えたのでした。で、よーく目を凝らしてみると、なおみんがおおはしゃぎして参加してるではありませんか。

わおわお、と思い、グランドに降りて行くと私には目もくれず、約15分ほどの体験教室にフル参加して、終わった後も帰らないと言って、もう一組のグループの体験教室をずっと見てました。

1歳や2歳の時、リトミックの教室に行ったり、図書館のお話タイムに行ったりしたけど、結局私にしがみついて、全然参加しなかったなおみん。前の幼稚園では、集まりに参加してたみたいだけど、その姿を私は見ることがなかったので幻。今の幼稚園でも相変わらず、サークルタイムとかには参加しないなおみんなのに。

改めて、「あんたは○○だから」って親が勝手に決めつけてラベルを付けたらあかんな~って思った。ちょっと過度のケースであるとは思うけど、下記のページで書いてあることを読んで、はっとすることがあった。
http://onomiyuki.com/?p=2256

親になると、自分の事より子供を優先しざるを得ない。ご飯も、トイレも一人でできないんだから。その延長線上に自分の評価の代わりに、こどもの評価をしてしまうことがあるんだと思う。悪意は無くても、子供にしてみりゃ迷惑だよな~。本当は、自分がどう子供に関わったかってのを見ないとだめなのに。

最近、上記の記事と正反対の出来事もネットでみることがあった。
Indiana出身のJacob Barnettという14歳の自閉症の子の話。私がみた動画のリンクは今探せないけど、2歳で言葉を失い、自閉症と診断され、特別学級で訓練を受け始めたJacob。特別学級のカリキュラムをこなすにつれ、もっともっと心を閉ざしていく姿を見て、母親が学校に行かせるのを辞めて、Jacobの好きなことを家でやらせた結果、言葉を再び取り戻し、現在14歳で物理学者としてカナダで働いており、将来ノーベル賞を期待されてるとか。

この両者の話を聞くとと2つ目の話に思いをはせるのが普通の人間だと思う。だけど、私を含めて、結果的に1つ目の言うような「呪い」をかける親のほうが多いのではないかと思う。


カウンセリングをしている時、プロセスを大切にして結果はどうでもいいと思う努力をしている。結果に初めからしがみつくと、大抵うまくいかないから。だけど、結果にしがみつきたくなることは多々ある。周りからは結果しか見えないから。それが分かるからこそ、家族の中では、結果ではなくプロセスにこだわれるようになれればな~と思ってる。人生の結果なんて死ぬまで分からん。その過程の最中に、まだまだ小さいうちに親が「あんたは○○だから」って決めつけてしまうのは本当に呪いだね。

言うのは簡単、やるのは難しい。日々、健と「あ、今、決めつけた!!」と笑いながら、修正していかなきゃと思う。


さ、なおみんのサッカー教室の登録は終了したし、靴を買い替えなきゃ。きつくなったんだって。長靴でサッカーしてて、少し笑えた。

0 件のコメント:

コメントを投稿