ページ

2010年9月25日土曜日

アメリカでの出産 その1

まきです。
なおちゃん、生まれましたよ〜。ケンはすでに色々アップしてくれてるけど、せっかくだから私の話も載せとこっと。私と健は出産に向けてBradley natural birthのクラスを受講して準備に備えました。アメリカでの出産のことについて出産用語も何も知らなかった私たちにとっては、とても勉強になり、そしていい出産の思い出になりました。アメリカで出産をする予定の人で(読んでる人の中にいるかな〜?)出産のことを知らない人にはとてもおすすめです。

前のブログにも書きましたが、私が受講しようと思ったのは、無痛分娩のほうが痛いし、腰痛とかの後遺症が残るかもよ。っていう、4ヶ月先に妊娠した友達の言葉でした。出産の痛みは「鼻からスイカ」としか知らなかった私にとって、痛みが少なくなる方法を教えてくれるということでそのクラスに飛びついた訳でした。詳しくはこちら

ちょうど私が「き〜っ」っていうスムーズにいかない日々の日記をアップし、勉強終了宣言をして、友達の「退職祝い」に健と夜出かけた後の一週間前の今日、朝の4時半くらいに「おしるし」らしきものがきました。

その後、すこしだけ、「陣痛かな??」って感じの痛みが2時間ほど続き、一応、病院に連絡をして様子をみることになりました。その時点で、健も学校に行くのをやめて、いつ病院に行ってもいいように洗濯したり、荷物まとめたり、出産のときのおやつを買いに行ったり、カレーをいっぱい作ってくれたり、畑の収穫をしたりしてくれました。


午後になっても何か水っぽいものがでることを病院のナースに言って「破水」の可能性を伝えたのに、「おしるしだって」と言い張るナース。「金曜だし、何で言い切れるのよ!」と言ってやっといやいや予約を入れてくれました。いやな対応されたのはこれだけでしたが、、、

一応荷物とカーシートをのせて 健とクリニックへ行くとやっぱり破水だったらしく、そのまま入院する事に。当直の先生に会い、先生に病院に着くと陣痛促進剤を飲むように言われた私たち。自然分娩がしたい事を伝えて

「やだ」


と、言うと、3cmしか子宮口が開いてない破水した状態で待つ事の危険性を伝えられ、病院に着くまでに考えといて。といわれ、クリニックをでることに。道中、健とやっぱり言われたね〜と話ながら病室に到着。病室では、楽しみだったおやつを広げて、DVDをセットして遠足気分の私たち。そこにナースがきて、やっぱり点滴をするから。と言われました。で、もちろん、

「やだ」


で切り返しました。「オーダーと違うわねえ〜」といいながらもオッケーしてくれました。
その後、友達のともみちゃんも来てくれて、いよいよかな〜とうきうきになってた私たちでした。


 
ともみちゃんが帰った7時くらいから、しばらくテレビをみたり音楽を聴いたりしながら様子をみることに。陣痛促進剤を断ったとき、「夜まで待って」って言ったので、ここでまた健と相談。どうしようかなと・・・。

破水をしているため、陣痛が来るのを待つ時間が長ければ長いほど、感染症にかかる可能性があがり、感染症にかかると帝王切開になるかもしれない。そうなれば、自然分娩など全部吹っ飛んでしまう。だから、とっとと陣痛促進剤を飲んでせめてものでも普通分娩をしなさい。という意見も分からんでもない。でも、私の中では陣痛を薬で強引に起こさせた場合の痛みは、鬼のように痛いはず。自然分娩でも痛いのは痛いだろうけど、その痛みが自然に起こっているなら、耐えれるって思えるんじゃないかな~という勝手な自分の解釈があったから、なかなか判断がつかなかった。

そのとき、健がBradleyの本を開いて最初の出産は平均36時間かかるし、分娩の90%以上は自然に起こるってのを確認し、ナースさんに来てもらい、また子宮口は3cmしか開いてないていわれたけど、二人で「じゃ~、明日の朝まで待ってみるか~」ということにしました。

(続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿